SolisX

海外旅行時にモバイルルーターを持っていく人も多いと思います。いまや日本のどの空港でも手軽にレンタルできますが、買い切りタイプで世界中でも使える通称「グローバル対応ルーター」も便利な存在です。その第一人者ともいえるSkyroamからオレンジのボディーが映えるルーター「Solis X」が発売になりました。Solis Xは世界130か国以上に対応の4G/3G対応モバイルルーター。1か国1日あたり9ドル、または1GBあたり9ドルの定額料金で利用することができます。急な海外出張でも現地の通信回線を確実に確保できるのが大きな利点です。

SolisX

またバッテリーは4700mAhと大型で本体を約18時間駆動させることができるほか、付属のOTGケーブルを使い他のスマートフォンを充電できるモバイルバッテリーにもなります。ルーターとして使わないときもバッテリーになるわけで、普段からカバンの中に入れておくと何かと便利です。

Skyroamのグローバル対応ルーターは3G対応品時代から多数の製品を出してきました。今回発売になったSolis Xは、現行モデル「Solis」の改良バージョン。円形の本体デザインは同じですがサイズが小型化されました。そして大きな進化として、800万画素のカメラが搭載されたのです。

SolisX

Solis Xの内蔵カメラはスマートフォンでアプリを起動したのち、アプリ経由で利用できます。すなわちSolis XをモバイルルーターとしてスマートフォンとWi-Fiで接続すると、内蔵カメラもそのWi-Fi回線を使ってそのまま使用できるというわけです。

Solis Xでデータ通信を行うためには、スマートフォンにアプリを入れたうえでユーザー登録し、クレジットカードなどで料金を支払います。料金はプリペイドタイプのため使いすぎる心配もありません。利用頻度の多い場合は、料金の自動継続も可能です。

SolisX

一方内蔵カメラはSolis Xとスマートフォンを接続しただけで使えるため、料金を課金しなくても使えます。Solis Xのアプリは「Solis Xを使ったホットスポットの操作」と「Solis Xのカメラ操作」の2つ機能に分かれているのです。

では実際にSolis Xでカメラを使ってみます。アプリからカメラを起動すると、プレビュー画面にSolis Xのカメラを通じたリアル外務の画像が表示されます。両者の間は数10メートル離れていても使えるとのこと。Wi-Fiなので間に障害物などがあると距離は短くなります。

SolisX

撮影できるのは静止画と動画。動画の最大撮影時間は不明です。撮影データはいったんSolis Xの本体内に保存され、スマートフォンへ保存することで転送できます。写真、動画ともに明るい場所であれば画質相当の絵が撮影できます。画質は十分でしょう。

さてモバイルルーターにカメラが付いたということで、どのような使い方ができるでしょうか。期待したいのはルーターを置いておくだけで自動で撮影して写真や動画をクラウドなどへアップロードしてくれる、監視カメラ的な機能でしょうか。実はSolis XはIFFFTに対応しているので、レシピを組めばそのような使い方もできそうです。

SolisX

純粋なWi-Fiカメラとして、旅行先で持ち歩いて使うのもいいでしょう。スマートフォンと違ってSolis Xは三脚不要で設置できますから、テーブルの上に置いて自分たちにカメラを向けて自撮りするのも簡単にできます。あるいは電車の窓辺に置いて走行中の動画を撮影する、なんて使い方もできます。GoProなどのアクションカメラのように身体に装着することは難しいものの、自由な場所に置けるリモートカメラとして普段から様々な用途に応用できそう。グローバルルーター+モバイルバッテリー+カメラという欲張りな製品、海外に行く機会が多い人なら気になる存在かも。

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