とはいえ、マイクとスピーカーを搭載しており、Alexaとの通話が可能です。Alexaをアクティブにするには、装着時に内側(指の腹側)にくる目立たないボタンを押して実行。アクティブになった際には、それを知らせるため、Echo Loopが振動するとのこと。
難点としては、Alexaに話しかけるには指輪を口元に持っていく必要があり、さらに応答を聞き取るときは耳に近づける必要があります。
指輪としてのサイズはS、M、L、XLの4種類。といってもあらかじめサイズを計る必要はなく、最初にサイジングキットが送付され、そこでサイズを測定。その後に選んだサイズのLoopが届くという仕組みです。
バッテリー寿命は1回の充電で約1日。装着したままの手洗いなどは可能なものの、シャワーや水泳は推奨しないとのことです。
Alexaを使える指輪型デバイスとなるEcho Loop。一見するとスマートウォッチで良さそうな気もしますが、時計は好きなものを身に着けたい、そもそも時計を着けるのが嫌いという人にはいいのかもしれません。
なお、Echo Loopは同時に発表された「Alexa搭載メガネ」Echo Framesと同様に、ユーザーのフィードバックを得るための実験的な製品「Day 1 Editions」として位置づけられています。この実験販売によりユーザーの反応を確認しつつ、機能を追加するなどのブラッシュアップを行うようです。
このため、購入は招待制となっており、まずは限られた人数にのみ提供されます。価格は179.99ドルですが、期間限定で129.99ドル(約1万4000円)となっています。