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2019年9月25日(現地時間)にシアトルで行われたAmazonの新作発表会「Amazon Devices Event」にて、Wi-FiやBluetoothよりも長距離での接続を可能にする狭帯域ワイヤレスプロトコル「Sidewalk」が発表されました。

同イベントで登壇したAmazonのDave Limp氏は、『Wi-FiやBluetoothは接続可能な距離が短い』として、帯域幅が狭い(つまり比較的低速度)ながらも長距離接続が可能なSidewalkを考えたとのこと。Sidewalkは900MHz帯の周波数を使用して無線接続するネットワークで、屋内の機器に対し屋外に出ても接続が可能だとしています。そのため、例えば庭にあるライトや郵便受けのセンサーなど、これまで届かなかった屋外にあるデバイスに接続できるようになります。

最大でどのくらいの距離まで接続できるのかといった詳細はまだ明らかになっていませんが、すでにロサンゼルスの各地域にデバイスを設置してテストを行っているとのこと。また、2020年にはSidewalkのネットワークを使用した「飼い犬が一定の範囲から出るとアラームが鳴るセンサー」の発売を予定しているそう。

これまで、いわゆる「低速度ながら長距離通信が可能な無線仕様」は業務用としての導入が一般的でしたが、Sidewalkは個人向けの製品から登場してくるのがポイントとなりそうです。