サムスン、中国でのスマホ生産から撤退へ

中国市場でのシェアは1%以下に低迷

石井徹(TORU ISHII)
石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2019年10月1日, 午後 05:00 in smartphone
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韓国サムスン電子が、中国での携帯電話製造から撤退することが明らかになりました。韓国の経済メディアMoneyTodayは、同社中国恵州で稼働していたスマホ生産拠点を10月末に閉鎖すると報道しました。

サムスンの中国恵州の工場で生産されたスマートフォンは、もっぱら中国国内市場向けに出荷されており、工場閉鎖は中国市場での販売縮小につながるものと思われてます。

この背景には中国の賃金増加によるコスト増と、サムスンの中国市場での不振という2つの事情があります。

中国市場はファーウェイ、OPPO、Vivo、シャオミといった地元に基盤を持つ企業がシェアを伸ばし、海外勢ではアップルがかろうじて数%の市場シェアを保っている状況です。直近では、Googleとの取引禁止により中国市場外での販売見通しが厳しくなったファーウェイが中国市場にいっそう注力する動きを見せています。

同紙がStrategy Analyticsの市場調査として伝えたところによれば、サムスン電子の中国スマホ市場でシェアは0.7%(2019年第2四半期)と、低迷を続けている状態。サムスン恵州工場の売上高は、今年2019年上半期は1年前の実績からほぼ半減となる3兆5000ウォン(約2700億円)へと減少する見通しとしています。

今後、サムスンは中国市場で、ODM方式の生産を拡大する方針を示しています。つまりアップルなどと同じように、自社で設計したスマホの生産を工場へ委託する形を採用することになります。あわせて、ベトナムとインドの自社工場での生産量を増加することによって、中国生産の撤退による不足分を補う方針です。

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