米トランプ大統領がゲーム実況配信Twitchにアカウント開設。さっそく規約違反との声も

トランプ氏がゲーム実況しているわけではありません

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年10月12日, 午後 12:15 in game
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米トランプ大統領が、ゲームなどのライブ配信プラットフォームTwitchにアカウントを開設しました。とはいえゲーム実況配信者になるわけではなく、2020年の大統領選挙キャンペーンに向けてソーシャルメディアでの活動を拡大する一環としてのことです。トランプ氏のアカウントには認証済みマークが付いており、本物であることが確認されています。記事執筆時点でのフォロワー数は6万人以上で、最初のライブ配信はミネアポリスでの集会をストリーミングしたものとなりました。

しかしトランプ氏は以前から現実世界で起こる暴力事件とビデオゲームを関連付けようとしていることが知られており、8月に起こった銃乱射事件に際しては「ビデオゲームも社会における暴力を美化している」との趣旨を発言していました。また、2014年にTwitchを買収したアマゾンに対しても米郵政公社(USPS)を搾取しているとたびたび批判しています。
そして上述のスピーチの中で、トランプ氏はソマリア生まれのミネソタ州選出のオマール下院議員に対して人種差別的な毒舌を浴びせ(以前から「元いた国に帰ってたらどうだ」とツイートしていた)「アメリカを嫌う社会主義者」と非難。ほか、「危険な外国人が街の中心で野放しになっている」などを述べています。

こうしたトランプ氏の演説はTwitchのコミュニティガイドライン、すなわち人種や民族、国籍に基づいた「差別」や「嫌がらせ」を奨励する「ヘイト的な振る舞い」を禁じる条項に違反しているとの批判もあり。もしもTwitchが違反と判定すれば「悪意のある行為はゼロトレランス違反(直ちに罰を与えられる)」と見なし、「無期限の停止を含む様々な執行措置」を課しているはず。しかし、今のところトランプ氏のTwitchアカウントは健在です。

トランプ氏はソーシャルメディアを積極的に活用して幅広い層に訴求しようとしていますが、それは同時に潜在的な反感を呼び起こす可能性もあります。こうした振る舞いが吉と出るか凶と出るか、米大統領選挙のゆくえを見守りたいところです。
 
 

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