NASA、月・火星ミッション向けの新型宇宙服を公開。月面探査用と船内用の2種類

アルマゲドン風

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi
2019年10月16日, 午後 05:20 in space
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NASA
NASAが、有人での月探査をめざすアルテミス計画のための新しい宇宙服2種類を公開しました。赤、白、青の3色でカラーリングされたスーツは月面での作業用、 一歩、映画『アルマゲドン』の飛行士たちを思い出すオレンジ色のスーツは宇宙船内で着用する与圧用のもので、仮に船内で突然の減圧が発生した場合も数日間は生存が可能とのこと。
NASAの飛行士が使用している宇宙服はNASAが抱える課題のひとつとされており、新しい宇宙服の完成が待たれていました。NASAは2024年には再び月面に降り立つ計画です。

月面用の宇宙服は完全な新作というわけではなく、アポロ計画の時代に作られたものをベースとして、主に可動部分に改良を加え、動きやすくなるように工夫されています。たとえば肩の部分、胴体を水平にひねるような動作は宇宙服自体が可動継ぎ手のようになっており身体が動かしやすそうです。


NASA

一方で歩行に関してはまだまだ改善すべき点がありそうで、発表の場に登場した飛行士(のモデル)は足下が見づらいのか、階段の昇降や、足下のものを拾うような動作に苦労しているように見えます。とはいえ、極限の環境である宇宙空間や月面での使用に耐えるためには、多少の不便は仕方がないところかもしれません。

NASAはこれらの宇宙服を月面探査のみならず、その将来にひかえる火星にももちろん使う予定。付け加えておくと、新しい宇宙服はすべてフリーサイズで制作されるため、今後は、史上初の女性だけの船外活動が中止になったときのような事態は発生しなくなるはずです。

 

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