「Apple Cardはクレジットカード中でも最も立ち上げに成功」提携先のゴールドマン・サックスCEO発言

審査基準がかなり甘めとの噂ですが

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年10月18日, 午前 10:00 in apple
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今年8月から米国にて提供が開始された、アップルのクレジットカードApple Card。その提携相手である米大手金融機関ゴールドマン・サックスのCEOが、「これまでで最も成功したクレジットカードの立ち上げだった」と述べたことが報じられています。米CNBC報道によると、ゴールドマンCEOのデビッド・ソロモン氏は電話会議にて、投資家に新規事業に関する最新情報を提供したとのことです。

そのなかでソロモン氏は「3年という短い期間でMarcusプラットフォーム(若者や中層向けのオンライン融資)にて550億ドルの預金を調達し、50億ドルのローンを生成し、新たなクレジットカードプラットフォームを構築してAppleCardをローンチしました」と語り、そのうちApple Cardについては「これまでで最も成功したクレジットカードの立ち上げです」と絶賛した発言が伝えられています。

さらにApple Cardの申し込み状況についても「8月以降、この商品への消費者の需要が高いことを喜んでいます。運用とリスクの観点から、クレジットの審査基準を損なうことなく、流入をスムーズに処理しました」と順調ぶりを報告しています。

もっともApple Cardの審査基準に関しては、米国では通常なら落とされてもおかしくないクレジットスコア(その人の信用を測る目安)600台でも承認されたとの報告もありました。もともと投資銀行であるゴールドマンにとって消費者金融は新たな領域であり、アップルと提携したのも莫大な数のiPhoneユーザーにすそ野を広げる狙いと見られていることからも、ひとまず審査基準は甘くして多くの顧客の取り込みを優先していると思われます。

Apple Cardの発行は、18歳以上の米国市民または合法的な居住者、iOS 12.4以上の使用、Apple Payを使えるiPhoneを所有しているといった条件を満たせば、すぐに発行手続きが開始できます。そして審査が通れば直ちにApple Pay経由でデジタル版のカード使用ができるほか、後日Apple Pay非対応の店舗で使えるチタン製の物理カードも送付されてきます。

ティム・クックCEOは「Apple Cardを全世界で提供したい」と言いつつ、国ごとの規制をクリアする必要があるとも述べていました。還元率は通常で2%、アップルストアでの買い物では3%、年会費・手数料も不要......といった条件はとても魅力的だけに、日本でも早期の発行が望まれそうです。

 
 

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