マツダ初の量産EV「MX-30」発表。RX-8ゆずりの観音開きドア採用。フル充電で200km走行

CX-30とほぼ同じ大きさ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月23日, 午後 06:50 in Transportation
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Mazda MX-30 EV
24日に開幕する東京モーターショーより。マツダ初の量産電気自動車「MX-30」が発表されました。特徴は、35.5kWhリチウムイオンバッテリーと組み合わされる電動化技術"e-SKYACTIV"機能、そして、最後のロータリーエンジン搭載車 RX-8 から受け継いだ観音開きドア"フリースタイルドア"です。テスラのSUVモデル「Model X」は、狭いところでの後部座席の乗降をしやすくするために「ファルコンウィングドア」を採用していました。ただ、ファルコンウィングドアは左右のスペースをそれほど必要としない一方で上方向に大きなスペースが必要となるため、天井が低い駐車場などでは注意が必要なケースもありそうです。

一方、MX-30は前後2枚のドアが観音開きになるフリースタイルドアを採用。前が82度、後ろが80度まで開くのに加えてセンターピラーがないため、スムーズな乗降が可能。マツダの説明では、たとえばベビーカーを開けた後部ドアすぐ横に近づけて、赤ちゃんの顔を見ながらチャイルドシートにスムーズに乗せることができるとのことです。

なお、ドア開口部の高さと形状は人間工学に沿った設計となっており、後部座席に着座した状態からでもドアを簡単に閉められる工夫なども盛り込んでいます。



マツダと言えば「Be a driver.」のキャッチコピーが示すとおり、運転することの楽しさを重要視する企業でもあります。MX-30もこの基本から外れることはなく、動力とステア操作、つまり前後方向の運動と横方向の運動を連動制御してタイヤの設置を最適化し、車としての応答性を高める「Electric G-Vectoring Control Plus」を搭載。フロア下部に搭載されるバッテリーの格納構造も車体の剛性を高めるのに利用しました。なお、駆動力を発生する電動機はボンネット内に搭載されます。

安全技術先進安全技術のi-ACTIVSENSEをさらに強化して搭載しており、被害軽減ブレーキ技術のスマートブレーキサポート(SBS)には交差点での衝突事故防止機能を追加しました。また白線がない道路(縁石)での逸脱回避アシスト技術も搭載しています。

バッテリーには冷却機能を備えており、販売地域に合わせた充電規格を採用し、高速なDC充電にも対応するとのこと。気になるのは、バッテリー容量が35kWhで日産リーフの40kWhまたは62kWhに比べても小さいこと。フル充電での走行距離も約200km(NEDC)しかない点は、居住地域的な条件や仕事柄などで、日帰りの長距離移動が必要になる人々にとって残念なところです。とはいえそれほどの長距離移動であれば途中でいくつかは充電ステーションに通りかかるはず。実際は心配しすぎる必要もないのかもしれません。
 
 

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