将来のApple Watchはバンド接続がプラグ式に? アップルがスマートバンドに向けた新特許を取得

Apple Watch本体とスマートバンドが電力やデータ等をやり取りするため

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年10月25日, 午前 08:00 in Apple watch
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アップルは数年前から、社内でApple Watch用バンドに追加センサーや機能を内蔵した「スマートバンド」を開発していると噂されており、それを裏付ける状況証拠もいくつか出現しています。

今回は同社が、そうしたウワサを裏付けるかのような特許を取得したことが明らかになりました。新たに見つかったのは、Apple Watch本体とスマートバンド接続するためのコネクタや、接続方法に関する申請文書です。スマートバンドに各種センサーやLED、タッチコントロールなどを搭載すれば、駆動するための電力供給や、Apple Watch本体とのデータのやり取りが必要となります。アップルがUSPTO(米特許商標庁)に承認された特許は、それを可能とするバンド接続コネクタに関するものです。

特許文書によると、スマートバンドにはApple Watch本体の機能を補助ないし強化するために、センサーやバッテリー、プロセッサなどの電子部品を含む可能性があるとのこと。さらに製品化の形態としては、Watchのみならず、ポータブルコンピューティング機器やタブレット、デスクトップやノートPC、オールインワンPCなど様々なデバイスに配置または接続できるかたちが想定されています。

そうしたコンセプトは、すでに2016年に取得された特許でも明示されていたもの。運用イメージ図では、バンドを途中で分割し、そこから出ているコネクタをMacBookらしきパソコンに接続して、充電およびファイル共有するさまがビジュアル化されていました。

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アップルが新たに取得した特許は、そんなバンド内蔵コネクタの機能をさらに詳しく定義しています。該当文書によれば「これらコネクタにより提供される相互接続パスを使用して、電力、アース、信号、テストポイントや電圧、電流、データなどの情報を伝えることができる」とのことです。

またもう一つの注目点は、現行のApple Watchバンドとは接続方法も大きく変わりそうなこと。特許文書に添付されているコネクタ設計の1つは、従来のApple Watch用バンドに共通していた「本体の上部や底面の溝に横から挿入してスライドする」タイプとは異なり、押し込むタイプのプラグ式となっています。

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さらに特許文書では、こうしたプラグ式は横スライド式と比べて、電気接点が損傷する危険が低減、または排除されるため、コネクタ部分の機械設計が簡素にできる可能性があると記載されています。

要は「バンドをApple Watchに押し込んで接続」ということで、現在の横スライド式よりもバンドの取り外しや付け替えも簡単になることも期待できそうです。

しかし、Apple Watch用バンドは初代から最新のSeries 5まで共通の仕様となっており、本体を新型に買い換えた際もバンドの流用ができるのが大きな魅力となっています。アップルがそうしたメリットを捨て、スマートバンド用に最適化されたプラグ式に変更する日が来るのか、見守りたいところです。

 
 

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