Fleksy Keyboard
Android向けのキーボードアプリFleksyのレーティングが3歳以上から12歳以上に引き上げられ、開発元のThingthingがGoogleに対して反競争的だと強い不満を表明しています。

アプリの内容により年齢制限がかけられるレーティング。ゲームでは一般的ですが、もちろん、それ以外のアプリにもレーティングは適用されています。とはいえ、ツールやユーティリティの類であれば、レーティングは3歳以上となるのが一般的。ちなみにこの「3歳以上」は国際年齢評価連合(IARC)に基づくもので、もっとも低いレーティング。つまりすべての人に適しているということになります。Google Playストアで500万ダウンロード以上されているFleksyも、過去8年間レーティングは3歳以上となっていました。
しかし、最近になりGoogleからレーティングの見直しを理由に更新をブロック。Googleのサポートによると、すべての年齢に適さない「中指を立てた絵文字(🖕)」がアプリに含まれているのが理由とのことです。

言われてみれば確かにーーとも思えるのですが、この絵文字はUNICODEで規定されているもの。また、同じ絵文字を利用できるGoogleのGBoardのレーティングは、3歳以上のままとなっています。

これに対してFleksyの開発元ThingthingのCEO Olivier Plante氏は、「同じ絵文字を使うGoogleが3+のままなのは、不公平であり権力の乱用だ」と取材したTechcrunchに語っています。

以前から低いレーティングを利用していたとしても、見直しにより問題点が見つかるのは珍しいことではありません。とはいえ、今回の内容に関しては、Google自身のアプリや他のアプリでも問題になるのは簡単に推測でき、それに対応しないのはダブルスタンダードだと言われても仕方がないでしょう。

なお、Techcrunchの問い合わせに対して、少なくともGoogleの広報担当者は、状況がおかしいと認めたとのこと。近い内にFleksyあるいはGBoardのレーティングが修正されるかもしれません。