米軍の無人宇宙機X-37B、780日ぶりに帰還。謎ミッションは「すべて完了」

2020年にはまた宇宙へ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月29日, 午前 07:00 in Space
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USAF

アメリカ空軍が運用する無人宇宙往還機X-37Bが、打ち上げから約2年2か月、780日の日数を経てケネディ宇宙センターに帰還しました。X-37Bは開発当初は軌道上で240日程度のミッションをこなすことが期待されていましたが、5度目を迎える今回のOTV-5ミッションでは、当初の3倍以上もの長期間任務をこなすまでに至りました。毎度のことながら、X-37Bのミッションは機密扱いであり、無人で、かつ軌道上で何をしていたかは定かではありません。しかしながら、空軍緊急能力局のランディ・ウォルデン氏は、この宇宙機が「OTV-5ミッションでの目標をすべて達成して帰還した」と今回の任務が成功に終わったことを明らかにしました。

なんとかそのヒントだけでもと探してみれば、米空軍は2017年、OTV-5ミッションに関するニュースでその目的は「構造的に高度に埋め込まれたサーマルスプレッダーを用いて、宇宙環境における実験用電子機器と空間的余裕の少ない機内でヒートパイプによる放熱技術に関する試験」を行うと説明していました

またOTV-5ミッションでは、X-37Bは従来よりも高高度で傾斜した軌道を周回していました。ウォルデン氏はそこでなんらかの小型衛星をリリースしたことを認めたとされます。

さて、2年ぶりに地上に帰還したX-37Bですが、すでに2020年には再び宇宙へと舞い戻ります。打ち上げはケープカナベラル空軍基地からになる予定です。

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