Google Stadia、ロンドンと東京にゲーム製作スタジオ開設検討中のうわさ

日本ユーザー好みのオリジナルタイトルも開発される?

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年11月2日, 午後 07:05 in CloudGaming
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Stadia
Justin Sullivan via Getty Images

GoogleはゲームストリーミングプラットフォームStadiaの公開と合わせて、3月に独自のゲーム開発スタジオ「Stadia Games and Entertainment」開設を発表。その後、10月にオリジナルゲーム製作スタジオをカナダのモントリオールに開設したと公表しています。

そして今回、新たにイギリスのロンドンと日本の東京で、スタジオの開設を検討していることが明らかとなりました。Stadia Games and Entertainmentは、Stadiaオリジナル作品の開発と、パートナー開発者への技術供与の拠点として設立され、アサシンクリードのプロデューサーとして知られる業界の重鎮ジェイド・レイモンド氏が指揮を執っています。そして初の製作スタジオであるモントリオールは、UbissoftやRodeo FX、Moment Factoryなど多数のゲーム関連企業が集まっている地でもあります。

それに続き、Stadia Games and Entertainmentがロンドンおよび東京にて人材募集をしていることから、スタジオ開設を検討している可能性が判明したかっこうです。その職種にはロンドンでは「エクゼクティブプロデューサー」(プロデューサーのさらに上に位置し、「製作総指揮」名義でクレジットされることが多い)、東京では「アソシエイトプロデューサー」(プロデューサーの補佐的な仕事)が含まれています。

注目をひいているのは「優先資格」の項目です。ロンドンのプロデューサーでは「セカンドパーティープロデューサーとしての経験」とのこと。セカンドパーティーとは、ゲームプラットフォーム企業に深く関わり、単なる下請けを超えて企画・開発を担当する外部の会社のこと。任天堂でいえばインテリジェントシステムズ(「ファイアーエムブレム」シリーズ)や、ゲームフリーク(「ポケモン」シリーズ)といったところです。

そして東京・ロンドンともに、外部の開発者や開発スタジオとの連携がくりかえし強調されています。それに対してモントリオールの人材募集(エクゼクティブプロデューサー)では、外部スタジオには言及されていません。

こうした方向性の違いから、東京とロンドンでは現地に完結したゲーム開発の拠点を築いてファーストパーティー(社内開発)タイトルを作るのではなく、Stadia用ゲーム開発に専従する外部の人材なり開発会社を探すことに重きが置かれているようです。

日本でゲーム開発者を求めているということは、つまり「日本ユーザーの嗜好に合ったStadiaオリジナルゲームも製作する意図がある」とも推測されます。Stadiaが11月19日から14カ国で開始される一方、日本での展開は不明ですが、水面下では着々と準備が進められているのかもしれません。
 
 

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