Yahoo! LINE
13日夜、「LINEとYahoo! JAPANの経営統合を検討している」と日経新聞などが報道していますが、14日朝、両当事者が「検討しているのは事実」と報道を認める声明を発表しました。

LINEおよびZホールディングス(Yahoo! JAPANの親会社)は、それぞれ14日朝8時台に声明を発しています。

LINEは「企業価値向上のための施策の一つとして検討を進めていることは事実だが、当該報道内容に関して当社として決定している事実はない」と表明。

Zホールディングスも「当社とLINE株式会社が本件について協議を行っていることは事実ですが、現時点で決定した事実はありません」と統合に向けた交渉を行っていること自体は認めています。

日経新聞などの報道によると、現在はソフトバンクの100%子会社となっているZホールディングスに対し、LINE親会社の韓国NAVERが折半出資し、Yahoo!とLINEの両者をZホールディングスの傘下企業とする形での統合が検討されています。

Yahoo! JAPANは日本で最大のアクセス数を誇るポータルサイトを抱え、Yahoo! ニュースなどの情報サービスと広告ビジネス、ヤフオクなどのEC事業、PayPayなどの決済事業を擁しています。

一方のLINEはスマートフォンのコミュニケーションアプリを基盤として発展。スマートフォン時代のポータルサイトとして浸透しながら、LINE Payなどの決済サービスや、金融ビジネスへの展開を進めてきました。

両者は事業範囲が大きく競合しますが、Yahoo!の基盤が強力なポータルサイトにあるのに対し、LINEの基盤はメッセージングアプリにあります。仮に統合が実現すれば、メッセージングサービスとポータルビジネスで日本随一のシェアを持つ企業連合となる可能性があります。