カリフォルニア州が電子タバコのJUULを提訴。未成年への販売や化学物質による健康リスクの警告不足で

JUULは関係各所と協力すると述べています

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年11月19日, 午後 02:00 in Politics
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米カリフォルニア州が、電子タバコメーカーのJUULを提訴しました。訴えは、JUULがカリフォルニア在住の未成年に対し年齢確認もなく、またニコチンを含む電子タバコによる健康上のリスクも説明せずに販売したことを問題としています。カリフォルニア州では未成年に対する電子タバコ機器の販売が禁止されているものの、JUULはフルーツやミントなどのフレーバーのみのポッドは規制外だとして未成年に積極的に販売、2017年の時点で高校生の電子タバコ使用率が11.7%だったところが2019年には27.5%にまで上昇したとカリフォルニア州は主張しています。

これに対してJUULの広報担当者は「まだ訴状を確認していないものの、私達は米国における電子タバコのカテゴリーをリセットし、社会の信頼を得るべく司法当局、規制当局や公衆衛生当局および利害関係者と協力して、未成年の使用をなくすとともに大人の可燃性タバコ愛用者が使いやすくなるよう努力してゆきます」と声明で述べています。

JUULが学生たちにこの蒸気式電子タバコが「完全に安全」または「タバコに比べても99%安全」だと説明して使用者を増やそうとしていたとして、米食品医薬品局(FDA)がこれを非難したのはほんの数か月前のことでした。その後米国の議会は上院下院ともに独自の調査を始め、10代の若者たちをターゲットとした販売戦略の問題を議論しました。さらにトランプ大統領も、若者の使用率が高いフレーバー付き電子タバコの販売禁止や年齢制限の引き上げを検討するとしています。

JUULも問題が大きくなったことを受け、フルーツ風味ポッドの販売を取りやめ、最近ではミントフレーバーの販売も中止する決定を下しています。また販売追跡のしくみを2020年より導入することも決定しました。

一方、米疾病管理センターは(CDC)は電子タバコに関連する肺疾患患者数が2000件以上にのぼり、未確定ながらTHCの割剤として使われるビタミンEアセテートが原因物質になっている可能性があると報告しました。

なお、JUULは使用するには古くなりすぎた在庫のポッドを認識しながら出荷したとの疑いも伝えられているものの、それに関しては否定しています。
 
 

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