▲iPhone 11用Smart Battery Case
▲iPhone 11 Pro用Smart Battery Case
▲iPhone 11 Pro Max 用Smart Battery Case
価格はいずれも1万4800円(税別)。Apple Store AppおよびApple Storeに加え、一部のキャリアでも本日販売開始となります。この純正バッテリーケースは、10月末にiOS 13.2内から手がかりが発見されていたもの。昨年のiPhone XS/XS Max/XR用バッテリーケースも同様にiOS内から12月初めに画像が見つかり、実際の発売は翌年1月でした。その前例から、2019年モデル用は年末までに発売されると推測されていましたが、それが前倒しになった格好です。
新型バッテリーケース最大の特徴は、新しく搭載されたカメラボタンです。カメラボタンを押すことで、iPhoneがロックされていても瞬時にカメラを起動でき、シャッターチャンスを逃すことはありません。さらに長押しすればQuickTakeですかさずビデオ撮影も行えます。
▲側面下部にカメラボタンを備える
気になるバッテリー駆動時間は、最大で50%もの延長されるとのこと。この冬休みやお正月の行楽シーズンなどの旅行中で充電しにくい環境にいる場合でも、快適な運用に期待が持てそうです。
Smart Battery Case側のバッテリー状態をiPhone上で確認できるのは、iPhone XS/XS Max/XR用バッテリーケースと同様。バッテリー状態を示すインテリジェントな表示はiPhoneのロック画面上と通知センターで確認できるため、バッテリー残量をすぐに把握できます。
また、Qiによるワイヤレス充電にも対応しており、ケースを装着したままワイヤレス充電器に載せれば充電可能。Lightningポート経由での急速充電にも対応しています。
iPhone 11シリーズは公式にバッテリー駆動時間の長さが強調され、実際に米批評誌が行ったテストでは2018年モデルよりも30分〜11時間は上回っていると実証されています。それに加えて純正バッテリーケースが登場したことで、電源のない屋外などでの長丁場においてモバイルバッテリーがなくとも不安なしと言えるでしょう。