アップルが店舗向けBGM業界に参入? 「Apple Music for Business」をテスト運用開始(WSJ報道)

個人向けApple Musicは商用利用禁止でした

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年11月21日, 午後 07:00 in apple
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アップルが米PlayNetworkと提携し、店舗向けの音楽配信サービス「Apple Music for Business」を現在テスト中と報じられています。従来のApple Musicは個人向けのため商用利用は禁じられていましたが、こちらは文字通りビジネス向けとされています。提携先のPlayNetworkは、小売店やレストランなど、ホスピタリティ(接客業)環境向けの店内音楽とエンターテイメントを提供する大手プロバイダーです。この業者がサービスのライセンス供与や運用を担当し、アップルは各顧客に数百もの独自プレイリストを提供するかたちです。

商用利用となると音楽ライセンス料も高額となるため、店舗での音楽配信にも特別なビジネス契約が必要となります。PlayNetworkはその料金を明かすことを拒否していますが、「競争力のある価格」とのことです。

同様の店舗向け音楽ストリーミングサービスとしては、現在Soundtrack Your Brand(以前のSpotify Business)、Sirius XM Holdingsなどが存在しています。これらのサービスは月額25〜35ドルですが、それよりは安価に設定されている可能性があります。

Apple Music for Businessは、6ヶ月のテスト期間中に25のクライアントを獲得したとのこと。本サービスはアップルストアを含めて1万を超える店舗で配信されると見込まれています。

個人向けのApple Musicは有料購読者の数において競合サービスのSpotifyに遅れを取っており、2019年9月30日現在でSpotifyが1億1300万人ものプレミアム会員がいるのに対して、6月の時点で6000万人の有料購読者と公式に報告されています。アップルはその巻き返しを図るためもあり、商用分野に打って出るのかもしれません。

 
 

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