ミニLED搭載iPad Proに続報。台湾サプライチェーンが生産準備中のうわさ

新型iPad Proも春と秋の2回リリースされる?

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月6日, 午前 08:00 in applerumor
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2020年に発売される新型iPad Proに、Mini LED(ミニLED)ディスプレイが搭載されるとの噂が相次いでいます。まずアナリスト予測が発表されそれを裏付ける噂も伝えられましたが、さらに詳細なサプライチェーン情報が追加で届けられています。ミニLEDとは液晶バックライトに用いられる技術であり、ローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせて「部分的にバックライトを消灯」することで純度の高い黒を表現しつつ省電力も実現するもの。
有機ELパネルが得意としてきた強みを液晶ベースで持ちながら、高コントラストやダイナミックレンジといた高画質に加えて、薄くて軽い製品設計も可能となると見られています。

さて今回のソースとなっているのは、台湾の電子部品業界情報メディアのDigiTimesです。同誌は台湾のサプライチェーン情報に詳しく、これまでもアップル未発表製品につき様々な実績があります。

同誌報道によると、台湾に拠点を置く複数のサプライチェーンメーカーがミニLEDディスプレイ搭載の12.9インチiPad Proで使用される部品の注文を「受け入れる」準備ができたとのことです。

その中でもDigiTimesが詳しく言及しているのが、台湾最大のLEDメーカーであるEpistar(エピスター)です。同社は日本の豊田合成との合弁会社であるTe Opto(豊晶光電)を通じて、アップルからミニLEDチップの注文を受けるとのこと。エピスターが200ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)×200ミクロン大のミニLEDチップを供給するとともに、新型iPad Proには最大1万個のミニLEDチップが使用されるとの予測も述べられています。

さらにDigiTimesの情報筋によると、もともとアップルはミニLEDバックライトユニット(BLU)をRadiant Opto-Electronics(台湾メーカーの瑞儀光電)から調達する予定だったものの、同社は生産能力の拡大への投資に慎重だったとのことです。その結果、台湾のGISと韓国LGディスプレイがBLUの注文を獲得する可能性が最も高いとされています。

これら噂話のうち「最大1万個のミニLEDチップを使用」のくだりは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏の予測とも一致しています。アップルが新型Mac Pro用に発表したPro Display XDRには576個のLEDが使われていますが、そこから格段に小型化したことが窺えます。

そしてGISは、iPad用タッチパネルの主要サプライヤーとしても知られています。台湾メディアの経済日報も同社がiPad向けのミニLEDディスプレイ組み立てを担当すると報じていましたが、さらに信ぴょう性が高まったかたちです。

Kuo氏はこのミニLED画面採用のiPad Proが2020年第3四半期、すなわち2020年後半に発売されると述べていました。その一方で、背面に3Dカメラを備えたiPad Proが2020年前半にリリースされるとの報道もあります

これら2つは同一のデバイスかもしれませんが、2021年の主力iPhoneが春と秋の2回リリースと噂されているように、ともすればiPad Proも同じ年に2回に分けて新製品が投入される可能性もありそうです。

 
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