Apple Watchと相性が良い人は誰か?それは頑張り屋さんな、あなたかもしれない

何も考えなくても、自分を助けてくれる優しいデバイス

弓月ひろみ(Hiromi Yuzuki)
弓月ひろみ(Hiromi Yuzuki)
2019年12月7日, 午前 09:00 in Applewatch
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applewatchライターの弓月ひろみです。突然の質問なのですが、皆さんは1日の終わりに「今日できなかったこと」と「今日できたこと」のどちらを考えるタイプですか?

私は、断然「できなかったこと」です。複数のジャンルで仕事をしているので、常にタスクに追われており「明日はこれをやらなきゃ、今これを終わらせなきゃ」という思いが常にあり「今日できたこと」に対しては認識が薄くなりがちです。

主観ではありますが、やれたことよりも、やれなかったこと、を考える人の方が、慢性的なストレスにさらされているのではないでしょうか。

私は、自分で仕事が選べるフリーランスゆえ「ストレスなどない」と思い込んでいたのですが......好きでやっていることこそ、重責がのしかかるのかもしれない、と思うようになりました。夜寝る前に「あー、あれができなかったなぁ」「これもやりたかったのに、終わらなかったなぁ......」と、うっすら罪悪感を持ちながら寝る。そして、さらに疲労を溜めていくタイプなんだと、最近気がつきました。

もし、あなたが私と同じようなタイプの人ならば、これから書くことを読んでみて下さい。Apple Watchのお話です。

私が最初に手に入れたApple Watchは初代。2015年の春のことです。

当時は単純に「iPhoneへの通知をスマートにしてくれること」に感動しました。Apple Watchは、手首を優しくタッチするような振動で、様々なことを知らせてくれます。これが思いのほか便利で、画面を見ずにいられるのは開放的なものだなぁ、と知りました。

一方で、何を通知させるか、取捨選択しないとストレスになることにも気がつきました。この通知はいる。これはいらない。それを見定めてオフにしないと「どうでもいいニュースを肩を叩かれて伝えられる」ような状況になりイラッとするんですよ......。

そして、Apple Watchとの距離を調整しながら、4年ほどが過ぎました。今は、最新モデルのApple Watch series 5を装着しています。色々な人に「Apple Watchって便利ですか?」と聞かれます。「Apple Watchをつけているなんて、さすがガジェット好きですね」と言われることもあります。でも、実は私、ガジェットが好きでApple Watchをつけているわけではありません。

私がApple Watchをつけているのは「自分の心を健やかにを保つため」。特にApple Watch series5を装着してから、より強く、そう思えるようになりました。どういうことか、その理由を記します。

1.日常が数字で残るから、客観性が手に入る

Apple Watchは日常生活を可視化してくれます。ただ手首につけているだけで、歩いた距離や心拍数を数値化。常に記録を見ているわけではありませんが、時折、発見があるんです。例えば、心拍数が160を超えた日の記録。この日は運動してないのにな、と振り返ると「運転中に無茶な割り込みをされた」のだと気付きました。心拍数って正直ですね。

そして、歩数。「大したことはしていないのに、何か疲れてるなぁ」と思いながら歩数を見たら2万歩近く歩いていてびっくり、ということも。私同様、ワーカーホリック気味の人は、数値を見せられて初めて気づく、ということがありそうです。

2.集中すると自分の生活を見失ってしまいがちな私に、リラックスのきっかけをくれる

前述の通り、私はフリーランスなので、自分のタイムテーブルは自分で決めます。楽な一方で、誰かに「終わりの時間だよー」と言われることが無いので、延々と働き続けてしまうことも。そんな時、Apple Watchが、私に幾つかのきっかけをくれます。

そのひとつが「スタンド」。1時間に1回、立って歩き回ろうぜ!という通知です。最近では「座り過ぎは寿命を縮める」なんて説もあるぐらい、座り仕事は体に悪いそう。集中していると、水を飲むのも忘れがちなので、この通知が来たら飲み物を入れたり、軽くストレッチするタイミングにしたりしています。


もう一つが、呼吸を整えるための「呼吸」です。集中していると、息を止めていることがあるんですよね......そこまで行かなくても、呼吸が浅くなっていることに気がつかない場合もあります。

そんな時、定期的に深呼吸をするように促してくれるのが「呼吸」App。手首を優しく叩く動きでカウントしながら「すってー、はいてー」のセッションを始めてくれます。最初は「面倒だな」と思っていたのですが、定期的にやることで、心が落ち着き、不安を感じることも少なくなりました。テンパりがちな月末には必須です。

3.運動が苦手な私を、励ますことで、体調管理をしてくれる

ハッキリ言って、運動は嫌いです。ジムを契約するも、多忙にかこつけて行けない(行かない)日々。続いたことがありません。でも、歳と共に代謝は落ちるし、同じように生活していれば体型も崩れてしまう......となると、日常生活の中で運動するのがベスト。とはいえ、1日でどのぐらいの量を動いているのか、感覚ではわかりません。

Apple Watchには「アクティビティ」というアプリがあり、1日にどのぐらい動いたかを、サークル状で記録してくれます。ただ記録するだけではなく、定期的に励ましてくれたり、普段との運動量の違いを通知したりしてくれるのも良い所です。

さらに朝から怠けていると「普段ならこの時間は、もう少し動いてるはず」とか「まだ時間はありますよ」と通知してくれます。正直、煽られているような気分になることもあるのですが......自分1人では頑張れない運動を、トレーナーが側についているかのように励ましてくれるのはモチベーションが上がります。

そして何より、Apple Watchは「達成感を与えてくれる」。ただ散歩しただけだと、頑張ったなー!という感覚は出てきませんが、Apple Watchなら、細かい心拍の推移から、移動してきた距離、高低差まで記録して、かつ、設定したゴールに対して「達成できました!」とスタンプを押してくれるのです。


冒頭でお話しした「やれなかったこと」をついカウントしてしまうタイプの私にとって、このスタンプはご褒美のようなもの。「これができた!」という達成感と、その印が可視化されることで、精神を健全に保つ役目を果たしてくれています。

4.女性ならではの悩みを支えてくれる

今年の秋頃から、Apple Watchで、月経を記録できるようになりました。iPhoneアプリでも、月経周期を記録できるものはたくさんありますが、Appleのデバイスに純正でこの機能がついた、というのはとても画期的なことでしょう。

Apple Watchは、月経の量や、その時の体調を記録することで周期を測り「いま、自分の体がどのような状態なのか」を知らせてくれます。イライラしたり、眠れなかったり、体に不快感があったりするとき、「自分がコントロールできていないせいだ」「社会人としてこのぐらい我慢しなきゃ」と思うより、「今はこういう時期だから」と大らかに受け入れられるほうが、絶対に楽なはず。

忙しいと生理周期を忘れてしまう人もいるかもしれませんが「そろそろだよ」と通知してくれることで「あ、いま、このイライラしている原因はPMSの症状なのかも?」と受け入れられると思うんです。受け入れられれば、取るべき対策もわかる。温かいものを飲んでゆっくりしようとか、今日は早めに寝よう、とか考えることができるんです。

iPhoneで見ればいいのでは? という意見もありそうですが、Apple Watchは、自分が忘れていることを「教えてくれる」から、手帳やアプリを開かなくていいのが良いんです。

applewatch
▲妊娠可能な期間も教えてくれるよ(もちろんデータはダミーです)

もちろんApple Watchをつけただけで、痩せるわけではありません。きれいになれるわけでも、劇的に生活が変わるわけではありません。

ただ、常に「ちゃんと生活しなきゃ」とか「自分の体のことを考えなくちゃ」と思っている人、それでも「忙しくてまともに考える時間がない」と思っている人、そしてそれが心のどこかで罪悪感になっている人こそ、Apple Watchをつけることで精神的にも肉体的にも楽になることは間違いありません。

ずぼらでちゃんと生活できない、運動ができない、時間の管理ができない、集中しすぎる、そんなふうに自分はポンコツだと思っている私にとっては、何も考えなくても、自分を助けてくれる優しいデバイスだと思うのです。

もし、私のこの話に「あるある」と共感できたら、あなたは、Apple Watchとの相性がとても良い人だと思います。

これからクリスマスシーズン、自分へのご褒美にそして来年また新しい1年を始めるために、買ってみてもいいかもしれませんよ。

 
 

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