iPhone SE2(仮)が「iPhone 9」に?からiPad ProにミニLED搭載?まで。最新アップル噂まとめ

ほぼ次世代iPhoneの噂で持ちきりでした

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月8日, 午後 12:10 in apple
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米クアルコム社長が5G対応iPhone開発の進捗に言及したせいか、iPhone 12(2020年モデルの仮称)ばかりか2021年モデルの噂も相次いだ一週間でした。

iPhone SE2(仮)の製品名はiPhone 9?からミニLED搭載iPad Pro登場?まで、最新のアップル噂をまとめてお届けします。

ミニLED搭載iPad Proと16インチMacBook Pro、2020年後半発売の噂

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iPad ProとMacBook ProシリーズともにLCDディスプレイが採用され続けていますが、2020年後半にミニLED搭載版が発売されるとのアナリスト予測です。これらがアップル製品がミニLEDに切り替えられる先駆けになると述べられています。

ミニLEDとは液晶バックライトに用いられる技術であり、一般的なLEDよりもチップ面積が小さく、ローカルディミング(部分駆動)技術と合わせて「画面が黒い部分だけバックライトを消灯」も可能です。そのため有機ELパネルが得意とした高コントラストやダイナミックレンジを享受しつつ、省電力や薄くて軽い製品設計も可能になると見られています。

さて噂話のソースは、アップル未発表製品の予測に定評あるアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向けメモです。それによると2020年第3四半期にて12.9インチiPad ProにミニLEDディスプレイが採用され、A14X(iPhone 11シリーズに搭載されたA13チップ後継機の強化版)が搭載されるとも述べられています。

さらに11月に発売されたばかりの16インチMacBook Proですが、そのミニLED版が2020年第4四半期にリリースされるとのこと。新型シザー式キーボードの次は新型ディスプレイというわけです。

Kuo氏の予測を裏付けるように、アップルの台湾サプライチェーン情報筋からも続報が届けられています。まず現地メディアのDigiTimesや経済日報が「2020年第3四半期にミニLED搭載の12.9インチiPad Proシリーズが出荷開始」や「台湾GIS(iPad用タッチパネルの主要サプライヤー)がミニLEDディスプレイ組み立ても担当」と報道しました。それに続いて、複数メーカーがミニLED関連パーツの注文を「受け入れる」準備ができたとも伝えています。

これらの噂話が正しければ、12.9インチiPad Proの新型は、2018年モデル(2018年11月発売)から2年近くも発売されないままの可能性が高そうです。もっとも、iPad Proシリーズは決してお安くない製品だけに、ユーザーにとってもその方が有り難いかもしれません。

2021年の主力iPhoneは春と秋の2回発売?2020年は4機種になるとのアナリスト予測

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毎年のフラッグシップiPhoneは3機種、秋に発売がお約束となっていますが、2020年以降は大幅にパターンが変わるという予測です。いずれも大手金融機関JPモルガンのアナリストによるもの。

まず「2021年からは春と秋の2回発売」に変更するメリットは2つ述べられています。1つには2段階のリリースサイクルにすることで、季節による売上の変動を抑えやすくなる。もう1つは市場の反応を見てから次期モデルの設計を変更して「製品サイクルのミス」に晒される危険を減らせることです。

2018年のiPhone XR発売直後にも諸々の理由から出荷予測が下方修正されていましたが、発売サイクルを変更すれば1年後の新型を待つことなく、半年後に軌道修正できるというわけです。

そして2020年のiPhone主力モデルについては、初の4機種になるとの予測です。こちらは別方面から同様の見通しが発表されているため、後述します。

春と秋の2回に分けて新型iPhoneがリリースされるとすれば、サムスンと同じペースになるとも指摘されています。果たしてサムスンのように春にGalaxy Sシリーズ、秋にGalaxy Noteシリーズと2回ともハイエンド機となるのか、それとも春はエントリーモデル、秋はハイエンドモデル発売となるのか興味深いところです。

iPhone 12(仮)は画面内Touch ID搭載?クアルコム製センサー採用のうわさ

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次世代iPhoneに画面内Touch IDが搭載されるとの噂は何度もありましたが、新たにアップルがサプライチェーンの1つと協議を始めるとの観測です。台湾の経済日報は、クアルコムが超音波式の指紋センサーを提供し、台湾GISと連携すると伝えています。

ちょうどアップルと提携しているクアルコムが最新の超音波式指紋センサー「3D Sonic Max」を発表したタイミングであり、それだけに信ぴょう性が増しているかたちです。

初期の画面内指紋認証システムはあまり成功したとは言えず、OnePlus 6Tの採用した光学式のものは「ひどい」と評され、サムスンがGalaxy S10に搭載した超音波式はスクリーンプロテクター装着による不具合もありました。アップルが採用に動き出したとすれば、ようやく技術が成熟してきたと判断したのかもしれません。

画面内指紋センサーが有機ELパネルと組み合わせられ、そのパネル生産をジャパンディスプレイ(JDI)が担当するとの噂も関心が集まるところです。

JDIはiPhone XRやiPhone 11など液晶パネルの主要サプライヤーでしたが、スマートフォン用の有機ELパネル製造には進出できておらず、それが財政難の一因となっていました。アップルはそうしたJDIの苦境を救うとともに、iPhone向け有機ELパネルをほぼ独占供給しているサムスンへの依存を減らす狙いもありそうです。

iPhone2021年モデルの1つはLightning廃止で完全ワイヤレス? iPhone SE2 Plus(仮)が登場の可能性も

iPhone
TF International Securities

新型iPhoneの登場が近づくたびに、Lightningポートが廃止されてUSB-Cに置き換えられるとの期待含みの噂話が恒例となっています。そのうち前半は実現するものの、USB-Cにはならず、一切の外部ポートがない完全ワイヤレス仕様になるとの予測です。

おなじみ有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhoneハイエンドモデルの中でも「最上級」と「それ以外」の差別化がさらに進むとの見通しを述べています。その方針のなかで2021年の最上級モデルはLightningポートが廃止され、「完全なワイヤレス体験」という差別化が図られるというわけです。

2017年発売のiPhone Xも、開発段階ではLightningポートのないワイヤレス充電のみモデルもあったと噂されていました。AirPodsやApple Watchなどの「ワイヤレス」路線にも沿うものでありますが、その場合はワイヤレス充電器も同梱することになるはず。最上級モデルであれば相当な高価格も予想され、コストの上昇は度外視されるのかもしれません。

もう1つ、Kuo氏は2021年の早い時期に「iPhone SE2 Plus」リリースも予測しています。画面サイズは5.5インチまたは6.1インチ、フルスクリーンデザイン、Face IDなしでTouch IDは側面の電源ボタンと統合とされていますが、そこまで大きくなれば小型の「SE」路線からは外れており、別の製品名が用意される可能性もありそうです。

iPhone 12(仮)シリーズは4種類となり、全モデルが5G対応か。有名アナリストが予測

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またしても有名アナリストMing-Chi Kuo氏の研究ノートから。4.7インチ画面を持つ廉価モデルiPhone SE2(仮)に関しては、2020年前半に発売との予測は以前と変わっていません。

本題と言えるのが、iPhone 12シリーズこと2020年モデルの予想です。これら全てがクアルコムのSnapdragon X55を搭載して5Gサポートとの見通しは日経も報道していましたが、ミリ波やサブ6への対応は国により異なるとのことです。「地域別に最適化された別々の仕様を販売」は2018年から行われており、「nanoSIMカードが2枚挿し」モデルを求めて2年連続で香港に飛ぶ人もおられました。

クアルコム社長もアップルとの関係は「最優先事項」として、5G対応iPhone開発の進捗は順調と述べていました。国や地域ごとに種類の違いはあれども、来年のiPhone 12が広い意味での「5G対応」となるのは間違いなさそうです。

そしてiPhone 12シリーズは4機種となり、そのうち6.1インチは2種類になるとのこと。これは上記のJPモルガン予測とも一致しており、それぞれ背面デュアルレンズ搭載の「iPhone 12」と、トリプルレンズの「iPhone 12 Pro」になると述べられています。来年はお客にiPhoneのモデルによる違いを聞かれて、販売店も説明に苦労するかもしれません。

iPhone SE2(仮)、製品名はiPhone 9かもしれないとの噂

iPhone8
iPhone SE2(仮)は、iPhone 8ベースにiPhone 11と同じA13チップ搭載で2020年春に発売との観測がもっぱらです。その仮の名前は「小型かつ廉価かつ最新チップ」の先がけであるiPhone SEにならっていたわけですが、実際の製品名は「iPhone 9」になるとの噂です。

アップル系の情報サイトとして定評あるMacお宝鑑定団Blogの情報筋いわく「iPhone 6からiPhone 8まで一貫したデザインを継続使用していることから、iPhone SEの製品名を受け継ぐとは考えにくい」とのこと。iPhone SEはiPhone 5sと同じ4インチ画面、それに対してiPhone 8と同じと見られるiPhone SE2は4.7インチ画面となるはず。であれば、むしろiPhone 8sやiPhone 9ではないかーーそうしたiPhone SEファンの声は散見されていました。

これまでの予想を総合すると、iPhone SE2あらためiPhone 9は約4万3000円〜5万円台前半といったところです。この価格帯はまさに市場調査会社のいう「消費者のニーズが移っているミドルレンジ」であり、クアルコムも5G対応を一気に拡大せんとする市場です。来年は5G+ミドルレンジでのシェア争いが熾烈となる予感があります。

 
 
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