あのHHKBに無線+有線共用版が。小型高級キーボード上位版がフルモデルチェンジ

待望の「Bluetooth+静音」タイプも合わせて発売

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2019年12月10日, 午後 02:25 in desktops
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HHKB New
株式会社PFUが、高級小型Happy Hacking Keyboard(HHKB)の新モデルを発表しました。Professionalシリーズの新世代モデルとして3グレード16モデルを発売します。注文は同社直販「PFUダイレクト」にて受付中。価格は2万3000円(税別)から、3万2000円(同)まで。

大きな特徴は上位モデルにおけるBluetoothとUSB(無線と有線のハイブリッド化)、全モデルでのUSB端子のType-Cへの交代、Bluetooth対応モデルでのマルチペアリング切り替え操作性の向上、そして「文字キーも変更可能となったキーマップ変更」の3点です。
合わせてワイヤレス派待望だった、Type-S(静音バージョン)+Bluetoothも加わりました。

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なおキースイッチは、現行シリーズと同じく静電容量無接点方式を採用。ユーザーから定評のある、高い耐久性などを継承しています。

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マルチペアリングに関しては、現行モデルで多くのユーザーからのツッコミを受けていたホスト切り替えの明示化に(ついに)対応。キーコンビネーションにより手元から複数のホストが切り替えられるようになり、複数ホスト機器を同時に使う場合での操作がぐっと楽になります。なお対応台数は、現行と変わらず4台までとなります。

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キーマップ変更機能は、Windows上で動作する専用アプリによって、文字キーの動作も自由に割り付け変更できる仕様に強化。配列は(もちろん)HHKB側のファームウェアに記録されるタイプのため、配列を変更して保存すれば、アプリのないPCでも更新された設定が使えます。
さらに現行モデルにてディップスイッチで対応していた、Windows用とMac用の基本マップ変更や制御キー機能変更も継承します。

これにより、ユーザーからの要求が多かった基本文字配列の大幅な変更(Dvorak配列など)や、一部キーの非動作化に関しても柔軟な対応が可能となりました。

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3グレードの中で最上位バージョンとなるのが『HHKB Professional HYBRID Type-S』。価格は3万2000円(税別)。名称はHYBRIDが無線(Bluetooth)と有線のハイブリッドである点、そしてType-Sは(従来モデルと同じく)静音+高速打鍵向けチューニングがなされたモデルである点を示します。

機能的には、まさに「全部入り」。Type-S仕様の静音設計に加えて、BluetoothとUSBのハイブリッド接続、キーマップ変更機能、USB端子の世代交代(Type-C)が揃ったモデルです。なお電源に関しては、単三乾電池×2本仕様を継承します(これはリチウムイオン電池のライフサイクルよりも長く使われることに備えて、とのこと)。

具体的なモデルに関しては6種類。キー配列は英語/日本語/英語無刻印の3種類、本体カラーはそれぞれに墨(濃い黒)と白の2色となります。

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中位バージョンとなるのが、『HHKB Professional HYBRID』。価格は2万7500円(税別)。最上位であるType-S仕様の静音キー構造こそ有しませんが、それ以外の機能は全て備えたタイプです。
こちらも実際のモデルに関しては6種類。Type-Sと同じバリエーションとなります。なお、外観上でのType-Sとの違いは、右奥側にある『Type-S』ロゴの有無となります。

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そして有線専用バージョンとなるのが『HHKB Professional Classic』。価格は2万3000円(税別)。こちらは現行のHHKB Professional 2をリプレースするバージョンなのですが、有線(USB Type-C)専用のためかキーボードコントローラーも異なっており、キーマップ変更機能も非対応となっている点には注意が必要です。
また実際のモデルに関しても、日本語配列が省略された4種類となっています。

このように新世代HHKB Proは、ユーザー待望の......というか、現行の『HHKB Professional BT』でツッコミを受けまくった仕様を全面的に改良し、さらにキーマップ変更などの大きな改良を加えた「キーボードコントローラーレベルのフルモデルチェンジ」と呼べるモデル。
有線版Type-Sユーザー待望の「全部入り」も登場したことで、悩んでいた方も踏ん切りが付くのではないでしょうか。

Classicに関しては機能的な制限は相対的に大きなものの、USB端子や細かな仕様のアップデートが行われています。

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ただし一方で、気になるのはPFUダイレクト専売アイテムとなった点。PFU側は「サポートなどのワンストップ体制を強化し、ユーザーからの意見も取り入れやすくするため」という旨の解説がありました。
しかし裏を返せば、これは店舗販売の取りやめでもあり、これまで購入できた「キーボードに強いPC店」で実機に触れられる機会の減少を意味します。このあたりは当然ながら驚くユーザーも多いはずです(筆者も驚きました)。

発表会では新モデルのタッチ&トライ店舗として、ファッションアクセサリー店『SUPER CLASSIC』の東京/大阪/名古屋店、文具店『アシストオン』(東京・神保町)、そして東京・五反田駅前にあるバー『原価BAR』という3店とのコラボが紹介されました。

しかし、キーボードは実際に打鍵感を確認してナンボなアイテムのため、このあたりは実際の打鍵感と合わせて、いろいろな意味での注意点となりそうです(筆者は発表会の展示で現行モデルと比較したところ、押下圧自体の数値は同じはずですが、いい意味でキーが軽め――昨今のトレンドを拾った軽さ――と感じました)。

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このように今回のHHKB Proシリーズは、販売体制の変化などを含めて、いろいろな点で大変革となったモデルチェンジ。HHKBファンはもとより昨今盛り上がっているキーボード業界に対して、大きなインパクトをもたらすモデルであることは間違いありません。


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