マイクロソフトのオープンワールドレーシングゲーム Forza Horizon 4 が、新たなゲームモード「ELIMINATOR」を追加します。
エリミネーターは最大72台が生き残りを賭けてレースする、いわゆるバトロワモード。
オープンなマップが謎の壁に囲まれて着々と狭くなり安全地帯を目指す競争になるのも、生き残ったプレーヤー同士の遭遇戦が否応なく発生するのも「PUBG」「フォートナイト」などのバトルロイヤルゲームと同じです。
形式は最近流行りのバトロワそのままですが、 Forza はあくまでオープンワールドなカーレースシミュレーションなので、プレーヤーどうしの戦いは撃ち合いや体当たり破壊ではなくレースで決着をつけます (ぶつけるのもレース中の戦術としてはありですが)。
他のドライバーと遭遇すると、そのままマップ内で Head to Head のミニレースバトルが発生。勝利した方は、脱落したドライバーの乗っていたクルマに乗り換えるか、自分のクルマをアップグレードするか選択できます。
そのほかマップ上のランドマークに高性能がクルマがドロップして、乗り換えを求めて群がるプレーヤー同士で争いになるのも一般的なバトロワと同じ。
バトルを避けて生き延びるのも選択肢になる一方で、しかしそうするとレースに勝利を繰り返してクルマをアップグレードしてきたプレーヤーに対して不利になるのも、バトロワの方程式そのものです。
また、PUBGなどFPSのバトルロイヤルゲームでは、マップがだんだんと狭くなってゆき、最後まで生き残ったプレーヤーどうじで接近戦が発生するのがお約束です。
Forza Horizon 4 のエリミネーターの場合、サークルがどんどん狭くなっていゆくのは同じですが、最終段階まで狭くなった時点で生き残りプレーヤーどうしでマップを横断するファイナルレースに移行するのがレースゲームらしい点。
マイクロソフトによると、エリミネーターモードは最後まで生き残ったとしても最長15分で1ゲームが完了する設定になっているとのこと。
オープンワールドならではの複雑な地形やショートカットの知識、車種による特性の把握と戦術の切り替えなど、自動車レースによるバトロワならではの楽しみがありそうです。
Forza Horizon 4 のエリミネーターモードは、12月12日から無償のアップデートで全プレーヤーに提供予定。Xbox One でも Windows 10 PC でも遊べます。