iOS 13.3の「親が子供の連絡先を制限できる」機能に抜け道が発覚。アップルは修正を約束

iOS 13.xはなかなか安定しませんね

Kiyoshi Tane
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2019年12月13日, 午後 02:00 in apple
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607914238先日配信開始されたiOS 13.3には、スクリーンタイムで親が子供のデバイス使用を制限できるペアレンタルコントロール機能(「通信/通話の制限」)が追加されました。保護者は子供のデバイスに表示される連絡先を管理できるほか、「休止時間」に設定した時間枠では特定の相手と連絡が取れなくなるなど、きめ細かな制限に対応しています。

しかし、このペアレンタルコントロール機能に実は抜け穴があり、親の設定した連絡先にない相手となら連絡が取れることが明らかとなりました。アップルはこの不具合を認識しており、今後のソフトウェアアップデートで修正すると約束しています。米CNBCは「通信/通話の制限」に、連絡先リストにない不明な番号であっても、そこからテキストが送信されてきた場合は連絡先に追加できるオプションがあると報告しています。つまり、子供は親の許可がなくても、その相手にテキストを送信したり、電話やFaceTimeで連絡が取れるわけです。

また、iPhoneとペアリングされたApple Watchがあれば、Siriで任意の番号へテキスト送信や電話をリクエストすると、連絡先に登録されていない相手であってもペアレンタルコントロールをすり抜け、連絡できてしまうとのことです。

ただしこの抜け道は、休止時間が有効になっている場合は、その時間枠内では使うことができません。たとえば親が午後10時から朝の6時までは休止時間に設定しておけば、指定したアプリ(電話やFaceTimeなどプリインストールだけでなく、LINEなども含む)は使用を一律に禁じることができます。

アップルはCNBCに対して「完全な修正に取り組んでおり、今後のソフトウェアアップデートでリリースする予定です」と回答しています。そして当面は、連絡先をiCloudと強制的に同期することでバグの悪用を防げるとして、次の手順を紹介しています。
  1. [設定]を開く
  2. [連絡先]を開く
  3. [デフォルトアカウント]を選択する
  4. 他の設定(Gmailや別のアカウントなど)からiCloudに変更する
アップルは9月にiOS 13をリリースした後、それ以来さまざまなバグを修正するためにアップデートを以前のiOS 12等よりも頻繁に連発しています。Bloombergは、アップルがiOS 13が「バグだらけ」であることを反省し、次期iOS 14では開発方法を変更しているとの噂を伝えていました。iOS 13.xが安定するまでは、まだしばらく時間がかかるのかもしれません。

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