iPhoneの「ヘイ Siri」、車ごと川に転落して凍死しかけた人命を救う

まさに命綱

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月13日, 午後 04:00 in iphone
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siriApple Watchが重大な心臓疾患の兆しを知らせたり、転倒検出機能により人の命を救ったりした例はこれまでも数多く報じられています。そうしたアップル製品の人助けの歴史に、iPhoneの音声アシスタントSiriが車ごと寒い川に転落して凍死しかけた人を救ったニュースが加わりました。米アイオワ州の地元メディアKIMTは、18歳のゲール・サルシドさん(18歳)がジープでコミュニティカレッジに向かう途中、道路の凍結した部分に乗り上げたことがきっかけで、命が危険にさらされた話を伝えています。

サルシドさんのジープは道路から滑り落ち、氷の張ったウィナバゴ川に飛び込んでいました。すべてがぼやけてどこにいるのかもわからなくなり、頭の中で「死ぬかもしれない」と考えていたと語られています。

川の中にいると気づいたサルシドさんは窓を素早く開けたため、車は沈みませんでしたが、なおピンチは続いたままです。緊急電話をかけようにも、事故の拍子でiPhoneは見つかりません。

そこでサルシドさんは「ヘイSiri、911(緊急通報用電話番号)に電話して」と喋りかけると、幸いにもSiriは音声コマンドを聞き、それを届けてくれました。iPhoneで緊急電話をかけると、指定の連絡先に現在地を知らせるテキストメッセージが送信されるため、通報先にもサルシドさんの遭難場所がわかったわけです。

すぐに救急隊員がかけつけて水浸しのジープに近づいてきたものの、水位はますます上昇。運転席側のドアが開かなかったため、サルシドさんは歩いて車を脱出することに。助けを借りて川を脱出したサルシドさんは救急車で病院に搬送され、ショック症状の手当を受けた後、数時間後には帰宅できたと伝えられています。

Apple Watchからも緊急電話はかけられますが、単体でできるのはセルラーモデルのみ。GPSモデルの場合は近くにiPhoneが存在している必要があります。万が一の場合に備えて、なるべくiPhoneは声の届く場所に置いておくと安心かもしれません。


 
 

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