浮気しててごめんなさい、10周年の集大成「Galaxy S10」の使い勝手にほれぼれ|ベストバイ2019

通信機器であるという前提を忘れない姿勢に感銘

村元正剛(MASATAKA MURAMOTO、ゴーズ)
村元正剛(MASATAKA MURAMOTO、ゴーズ)
2019年12月15日, 午前 11:30 in android
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今年も、魅力的なスマホがたくさん発売されましたね。でも、分離プランによって、「月々サポート」や「毎月割」といった割引施策がなくなり、「端末代金が高くなった」と感じた人も多いのでは? 筆者も価格を見てから「購入」をクリックするのをやめた製品がいくつかありました。

という事情もあり、2019年に買ったスマホは少なめでした。プライベートで使うスマホは4台、その他、仕事上で必要があり買ったものが3台ほど。ほかに、メーカーさんから借りて、じっくりと使わせていただいた機種もいくつかあります(感謝!)

筆者が今年、自腹で買ったスマホの中で、最も満足度が高かったのは「Galaxy S10」です。こんなにコンパクトなのに、機能や使い勝手は犠牲になっておらず、やっぱりサムスンの技術はすごいなぁと。名機だと思います。

Galaxyとは相性が悪いと思っていたのだが...

筆者は、2015年に発売されたiPhone 6sまではiPhoneをメインに使っていました。そして、2016年にHUAWEI P9と衝撃的な出会いを果たしてからは、メイン端末をファーウェイのフラッグシップ機に切り替えました。

2015年も、2016年も、サムスンはすっごいスマホを出していました。でも、個人的に、さほど物欲を刺激されなかったんです。それには理由があって、2014年にGalaxy S5を買ったんですね。覚えていますか? 指紋認証や防水・防塵に対応し、背面パネルが滑りにくいドットパターンになっているモデルです。

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▲Galaxy S5の背面パネル。好き嫌いが分かれるデザインだった

第一印象はよかったのですが、実際に使ってみると、そんなに愛着が湧かず、「僕はGalaxyとは相性がよくないのかなぁ」と思った次第。加えて、些細なことですが、Galaxyに表示される日本語フォントも好きになれませんでした。丸ゴシック系のフォントなのですが、僕は一般的な角ゴシック体のほうが好きなんですよ。

MWCで初見したGalaxy S10に一目惚れ

Galaxy S10は、今年の2月20日にサンフランシスコで発表されましたが、筆者はその発表会には行けず、2月25日からバルセロナで開催されたMWCで触れることができました。少し触っただけで、"Galaxy10周年の集大成" という気合いを感じました。ただ高性能というだけはなく、曲げ過ぎないエッジスクリーンや、プリズムホワイトの微妙な色合いとか。細かい部分まで隙がないんですよね。

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▲約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載するGalaxy S10。サイズは約149.9×70.4×7.8mmで、約157g

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▲写真ではわかりづらいのだが、筆者が買った「プリズムホワイト」は、普通の白ではなく、奥行きがあって、光が当たるとアンバーで反射したりと、面白いカラーリング

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▲ディスプレイの左右は曲面で、ほぼベゼルレスに見える。だが、持ったときに指先が当たって誤作動するなんてことは少ない

Galaxy Budsのプレゼントに惹かれて即買い

筆者はドコモ版を購入しましたが、発売前に予約するとワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」がもらえるということもあり、迷わず予約しました。価格は8万9424円(税込)でした。安くはないですが、1万円以上するであろうGalaxy Budsが付いているので、逆に、得した気分でした。

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▲予約して購入した人全員にプレゼントされたGalaxy Budsは、Galaxy S10のワイヤレスパワーシェアでも充電可能。耳への装着感や音質も満足レベル

自分仕様にカスタマイズできるのも魅力

実際に使ってみると、操作しやすいし、画面も見やすい。トリプルカメラは、デジカメを忘れた際に代用できる水準。しかも、以前のように長く使っていたら熱くなったり、「使えません」と表示されたりすることもありません。

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▲デュアルピクセルで約1200万画素のメインカメラが、撮影シーンによってF値1.5とF値2.4に切り替わる。夜景もこんなにキレイに撮れる

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▲約1600万画素の超広角カメラも搭載し、約123°の広い画角で撮影可能

無論、使いにくいと感じた部分もあり、例えば、ナビゲーションキーの並び順を変えたり、指紋認証ではなく顔認証をメインに使ったり、誤って起動しがちなエッジパネルを非表示にしたり、自分なりのカスタマイズをした上で使っています。スマホの使い方は百人百様。カスタマイズできる幅や自由度も大切だと思います。Galaxyは10年の歴史がありますからね。「設定」には、淘汰されて、本当に必要なものが残っているように思います。

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▲片手でも楽に操作できるサイズ感。ちなみに画面に表示しているは、今年最も活用した「あすけん」という健康アプリ

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▲エッジスクリーンによく使うアプリのメニューなどを表示できる「エッジパネル」は、ほとんど使わないのでオフにした

Galaxyに対しては、「5年間もそっぽを向いていてごめんなさい」という気持ちです。最近は、メーカー各社がカメラの性能を競っていますが、サムスンはスマホが携帯電話であり、通信機器であるという前提を忘れていないんですよね。スペックを強化しつつ、使い勝手も地道に改良し続けているように感じます。筆者は現在、Galaxy S10のほかに、iPhone 11 Pro、Google Pixel 4、HUAWEI P30 lite、OPPO Find Xを鞄に入れて持ち歩いていますが、「1台しか持っちゃダメ」と言われたら、Galaxy S10を選ぶと思います。まぁ、ちょっとは迷うかもしれませんが。

あ、ひとつだけ付け加えると、やっぱりフォントは再考してほしいですね。サードパーティ製のフォントをダウンロードして追加できるのですが、いまひとつピンと来るものがなく。サムスン純正の日本語フォントが追加されて、選べるようになったらいいのになぁと思います。


 
 

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