「Beoplay E8 2.0」レビュー|本革ケースの美しい佇まい、音の分離感にため息が漏れる

ワークアウトでもしっかり使えます

花森リド
花森リド
2019年12月15日, 午後 05:30 in av
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半泣きになるくらい欲しい

今までEngadgetでいろんなイヤホンを試す機会に恵まれてきましたが、開封した瞬間に「うわーん、欲しいよーー!」と半泣きになったのはBang&Olfusenの「Beoplay E8 2.0」が初めてでした。実際に使う前に勝負が決まるっておかしいだろと思いつつも、「美」の加点が圧倒的すぎたんです。我慢しないとポエムが出そうになるくらい美しいです。

そして「音」についても面白くて、音楽のジャンルによって得手不得手がハッキリ出ます。テイラー・スウィフトにびっくりしたり、駅で落としかけて死にそうになるなど色々あったのですが、結論として「本当に欲しい」の一言に尽きます。

■美しすぎてごめんなさい

まず外観。ここで息を呑みますし、Bang&Olfusenへの忠誠心みたいなものがバチンと上がりました。本革とアルミニウムで構成された繭型のケース。「本革」と言ったって色々ありますし、革だからいいってもんじゃないです。でも「Beoplay E8 2.0」に採用されている本革は、やわらかい手触りそのままのデリケートな発色もステキです。確実にこちらをアゲてくる上質な革です。

実用面で考えると「汚れ」をゴシゴシと豪快に拭き取ることはできませんし、革ならではの経年劣化はやがて現れると思います。

でも、それがなんだっていうんだ?って感じです。だって、テーブルに無造作に置いた時の静かな美しさ。ヴァレクストラのバッグから取り出したって互角の存在感。カフェでも無機質なテーブルでも「私は私」な美しさ。圧巻です。しかも45gと軽いのもニクいポイント。

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今回は「ピンク」を使用しました。少し「くすみ」のある淡いピンクです。こんな色のコートがほしい......! アルミニウムもほんのり着色されてます。ベージュ系の「ライムストーン」のアクセントにもときめきます。

しかも、このケースはワイヤレス充電もできるんです。ついでに言うような形になってしまい申し訳ないのですが、この機能は泣けるほど便利。こんなに美しいのに便利。どうなってんだ。

イヤホン本体も美しくて、磨りガラスのようにサラサラとなめらか。あまりにサラサラすぎて指からこぼれそうになります。実際、駅のホームで落としてしまい、線路に向かってコロコロ転がったときは映画のクライマックスでヒロインが死ぬような気持ちになりました。キャッチできて本当に良かった。

■ツンと刺さるようなハイハット

音質もオリジナリティあふれる作りです。

音の分離がむちゃくちゃ良いので、本来収録されているけれど普通のイヤホンでは識別できない「楽器と指が触れたときの音」を堪能しました。ギターもギチギチ言ってますし、ピアノの打鍵の音も聞こえますし、音がシュンっと消える瞬間もよくわかります。

そして「高い音」や「歪んだ音」もきれいにチューニングされています。例えば、テイラー・スウィフトのハイハット強めな「Shake It Off」はツンツンしすぎて耳が疲れてきます。音の分離が良くて、音が団子にならずに全ての音がビシッと耳に入ってくるんです。だからこそオペラや管弦楽はキレッキレに美しいですし、カシミア・キャットが作る歪んだ音の変態加減は「Beoplay E8 2.0」だと抜群によくわかります。

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スタイリッシュな管理アプリで「通勤中」「クリア」「ワークアウト」など好みの音質を選べますが、どのモードも「Beoplay E8 2.0」の特性ありき。よって「無難に音楽を楽しみたい人」におすすめできるかと言うと、ちょっと難しいなと思います。

そのくらい個性があるんです。だからこそ、自分の好きな音楽とカチッとハマれば、もう他のイヤホンでは満足できなくなるはず。現に私は「Beoplay E8 2.0」で聴くヴェルディの華やかさが好きでしょうがないですし、他で聴くともはや物足りないです。

■ワークアウトでの使い勝手は?

こんな美しいイヤホンでワークアウトができるかというと、できます。「防滴・防塵」なので滝汗には向きませんが、普通の運動なら問題なし。装着感も良くて、無理なく耳に収まっているので存在を意識せず筋トレに集中できました。バッテリーも3.5時間再生で、充電器を使えば3回フル充電できます。音の途切れもなく、朝の山手線でも余裕。そして左のイヤホンの側面をタップすると外音をクッキリ取り込めるので便利です。

唯一気になったのは、ケースから取り出してiPhoneと接続するまでの時間。他のイヤホンと比べると、1〜2秒ほど時間がかります。まあ、許容範囲でしょう。

最後にもう一度、やっぱり見た目がきれいでしょうがないです。ビタミンカラーや黒が多いイヤホンの世界で、デリケートな「Beoplay E8 2.0」は映えます。今年のセルフサンタ(自分で自分にプレゼントを買い与える儀式)の有力候補の一つになってしまいました。どうしよう、イヤホンいっぱい持ってるのに......。

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▲白いウェアとも合わせやすいです。

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▲管理アプリで名前をつける際、「かわいい」しか浮かばなかったのでこんな名前に。

■Beoplay E8 2.0
実売価格:3万8000円前後
製品サイト
 
 

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