通話相手にもノイキャンの恩恵を。ユニークな発想の無線・有線兼用ヘッドホンがMakuakeに

「集中できるノイキャンイヤホン」の​​​​​​フランス・オロサウンド社製品です

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2019年12月15日, 午後 03:30 in wirelessheadphones
0シェア
FacebookTwitter
クリアな通話
​​​​​​フランスのオロサウンド(Orosound)社が、通話のクリアさを重視した新趣向ノイズキャンセリングヘッドホン​​​​​『TILDE PRO』のクラウドファンディングをMakuakeで開始しました。本体が入手できるプランは2万6500円から、着脱式ブームマイク(後述)同梱モデルは3万1500円からとなっています。

特徴は、同社が特許を取得した"声と騒音を識別する音声処理技術"を用いて、自分だけでなく通話相手に対しても周囲のノイズをキャンセリングするという点。通話用マイクのノイズキャンセリング自体は他社製品でもありますが、ヘッドホン側のアクティブノイズキャンセリング並みの技術を使う例は非常に珍しいもの。
さらに通話用マイクは着脱式の専用ブーム形式を採用。形状でもノイズキャンセリング性能を高めます。
Makuakeでのファンディングは先行販売キャンペーンとして割引販売されるもの。2万6500円という価格は、限定数ありでの、定価から25%オフとされています。
オロサウンドは、2017年に「周囲のノイズキャンリングによって仕事の生産性を上げる」というユニークな仕事用ノイキャンイヤホン『Tilde』(ティルデ)を発売したメーカー。日本でも、やはりMakuakeにてファンディングがなされており、その際には支持額は1600万円オーバーとなっています。

今回のTILDE PRO(ティルデ・プロ)は、その技術を更に進化させた上級モデルという位置づけ。同時に形状もヘッドホンへと変えています。



特徴であるノイズキャンセル状態で行なわれる通話は『クリスタルクリアコール』と名付けられたもの。相手に自分側の騒音を届けたくないシーンでは、ブームマイクをカチッと装着することで相手に対するノイズキャンセル通話が開始。自分の「声」がクリアに相手に届きます。

なお、自分側のアクティブノイズキャンセルは、(当然)ブームマイクを外した状態でも使用可能。相手の「声」はマイクをはずした状態でもクリアに聞こえます。
昨今のワイヤレスヘッドホンらしく、通話の発着信を全てボタン一つで行えるリモコン機能も備えます。​​



さらに、ブームマイクを装着した(=自分の周囲を相手に聞かせないノイズキャンセリングが有効な)状態では、オフィスの周囲の話し声や隣席の通話の声も通話相手に聞かせないことから、「秘匿性の高い通話が求められるオフィス環境での使用にオススメ」ともアピールします。

うるさい場所での会話をサポート

また、昨今のワイヤレスイヤホンでトレンドとなっている「周囲の音をあえて取り込む機能」に関しても、本機はオロサウンドらしい手法で実装。「目の前の相手の話をクリアに聞く」機能として搭載しています。

耳元のボタンを押すことで、ノイズキャンセリングを動作させつつも前方にいる話し相手の声を識別し、はっきりと聞かせるモードに移行。多くの人が集まる会議場やカフェ、屋外での会話でもスムースに行えるという趣向です。

さらに、SiriやGoogleアシスタントの呼び出し時にも、ノイズキャンセルは有効です。街の騒音の中でも、アシスタント音声がはっきりと聞こえ、また音声コマンドの認識率を向上させます。

ノイズキャンセルの効き目をコントロール

さらにノイズキャンセリング効果は、明示的に可変が可能。耳元のホイールを操作することで効果の強さをコントロールできます。周囲の環境や違和感なく周囲の音が聞きたいといった場合でノイズキャンセリング効果を弱めたいときなども、サッとコントロールが可能です。

カスタマイズ可能なデザイン

ヘッドホンとしての基本となるドライバーユニットには、高音質の直径40mm仕様。オロサウンド側は「クリアで高音質な音楽再生」と謳います。

ブームマイクだけでなく、イヤーパッドも簡単に取り外しが可能な交換式。さらにサイズはオンイヤー(小さめの耳乗せ型)とオーバーイヤー(大きめの耳覆い型)の2種類が用意されるという珍しい方式。快適な装着感の選択が可能です。
本体デザインはパリのデザインハウス『Elium Studio』によるもの。

接続に関しては、3.5mmヘッドホンジャックとUSB、そしてBluetooth 5.0の3モード共用タイプ。BT時のマルチペアリングは同時に2台までの接続が可能です。バッテリーはUSB充電ですが、充電しながらもBTでの接続が可能なため、幅広いパターンで使えます。

主な製品仕様は
  • 接続方式:無線、有線兼用(3.5mmステレオミニジャック、USB、Bluetooth 5.0兼用)
  • 無線通信方式:Bluetooth 5.0(最大2デバイスとの同時接続が可能)
  • 最大通信距離:30m(遮蔽物のない状況での最大距離)
  • バッテリー駆動時間:最大32時間連続使用
  • 充電時間:フル充電まで2時間、50%まで30分(充電中の製品使用が可能)
  • 充電端子:USB-C
  • 同梱物:イヤーパッド(オンイヤー、オーバーイヤーの2種類)、USB-C充電ケーブル、キャリングケース、ブームマイク(同梱プラン選択時のみ)
といったところ。

「通話にも使えるヘッドホンにおいては、自分側がノイズキャンセリングを使う状況では、相手にも使うべき状況」である......という点は、言われてみれば非常に理にかなったもの。マイク側のノイズキャンセリングは比較的安価なモデルでも搭載されているとはいえ、ヘッドホン側(自分側)ほど性能は高くないのが一般的でした。

そこに目を付けた本モデルは、ちょっとユニークな発想のヘッドホンと呼べそう。有線と無線兼用構造や2種類の大きさのイヤーパッド、そして目の前の相手の話を聞くための集音機能といったユニークな発想の数々と合わせて、大注目できるものでしょう。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: headphones, orosound, orosoundtilde, orosoundtildepro, wireless, wireless headphones, wirelessheadphones
0シェア
FacebookTwitter