iPhone 12(仮)、売上は期待外れに?5Gインフラ整備にかかっているとのアナリスト予測

アップルにはどうしようもありません

Kiyoshi Tane
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2019年12月16日, 午後 03:00 in mobile
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5G
Mike Blake / Reuters

iPhone 12(仮)シリーズ、すなわち2020年の主力モデルは少なくとも一部は5G対応が確実視されており、それにより出荷が劇的に増えると楽観視する見方もあります。

それに対して、5G対応iPhoneは米国携帯キャリアのインフラ整備が遅れる見込みのため、2020年内の売上は期待外れに終わるかもしれないとのアナリスト予測が語られています。アップル関連の予測で知られるアナリストGene Munster氏は、米CNBCに「5G対応iPhoneにとって最初の年は、投資家にとって失望となるだろう」と述べています。「最終的にはアップルにとって大きなチャンスであり、5Gで大きな役割を果たすことになるが、(5Gの)ネットワークがカバレッジを展開するまでにはしばらく時間がかかるだろう」とのことです。

米国の携帯キャリアはおおむね、2020年末までには5Gのカバレッジが広がると楽観視しています。米9to5Macによれば、Verizonの幹部は2020年までに米国の半分が5Gにカバーされると期待しているとのことです。とはいえ、AT&Tは先週5Gの展開を10地域で開始したものの、LTEよりも大きな制約がある上に、通信速度もほとんど向上していないと伝えられています。

そうした事情があることから、Munster氏は5G対応iPhone 12の売上は「主に来年末までに(全米の)75%のカバー率を達成すると発言していたキャリアの肩に掛かっている。それ(75%のカバー率)は最良のケースの楽観だ」と述べています。つまりiPhone 12人気が期待外れに終わったとしても、約束どおりのカバー率を達成できそうにない通信キャリアの責任というわけです。

サプライチェーン筋の情報によると、アップルはiPhone 12の販売台数が1億台を超えると予測していると伝えられていました。それは5G対応に期待したユーザーの「スーパーサイクル」(大規模な買い替え需要)が織り込まれていると推測されますが、1億台といえばiPhone 11シリーズの推定売上である約8000万台から20%以上もの増加となります。

クアルコムとの和解により5Gモデムチップの調達に不安がなくなったアップルですが、5Gインフラに関しては自ら手が下せず、携帯キャリアの努力を待つほかありません。それはサムスンなどライバル各社も事情は同じであり、経営陣は世界各地での5Gインフラ整備が公約どおりに進んでいるのか、情勢をやきもきして見守っていそうです。



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