最新モバイルバッテリーの価格破壊がアツい!! PC派待望「5000円でUSB-C 45W」製品も(橋本新義)

「USB-C2系統、60+18W出力」も7000円に

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2019年12月16日, 午後 07:10 in MobileBattery
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Mobile Battery 2019_12
一見地味ながら、普段のモバイル生活に欠かせない存在となっているのが、モバイルバッテリーとUSB ACアダプタ(USB充電器)。実は2019年は、それらの製品が「大きな世代交代の波」と呼べるほどの進歩を遂げた年でもあります。その契機の一つとなったのが、USB Type-C端子、そしてUSB PDの「本格的な」普及でしょう。

そんな中、年末近くとなって突然大型新製品が飛び込んできたのがモバイルバッテリー。実は「モバイルバッテリーとUSB ACアダプタの超大手」としても知られるシャオミ(Xiaomi)が、ノーブランド品並みの価格で売れ筋製品に宣戦布告......と思いきや、大出力のモデルでは、ダンボーバッテリーで知られるcheeroが突如「45W出力、15000mAhで5000円」という価格破壊を仕掛けてきました。

ここでは、年末に向けて突如の買い替えタイミングともなりそうな、モバイルバッテリー注目機種に関して見ていきます。

実はモバイルバッテリーの大手
シャオミの10000mAhはお買い得度◎


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12月9日に発表となったシャオミの(本格的な)日本参入ですが、筆者がスマホ『Mi Note 10』より驚いたのが、IH炊飯器やスーツケース、そしてモバイルバッテリーといった周辺機器も第一陣アイテムとして投入する点でした。これらは発売されている地域において、非常にお買い得度の高いアイテムとして支持されているものです。


中でも筆者が注目したのは、モバイルバッテリーの『Mi 18W 急速充電パワーバンク3』でした。1899円(税別)とノーブランド製品かと思うような価格ながら、容量10000mAhで2台同時充電(出力)が可能、合計最大出力は18W......と、イマドキのモバイルバッテリーとしても十分な機能水準、なおかつ現在日本で売れ筋の容量と仕様に、真っ向から殴り込みを掛ける仕様だったため。

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さらに驚いたのは、内外価格差もかなり小さく設定してきたこと。中国でのWeb直販では79元(現行執筆時では約1240円)での販売となっているため、ゼロとは呼べないものの、内外価格差が大きくされがちな周辺機器としては、かなり積極的な値付けです。

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ただし実は、購入時に一つ注意点があります。本機のUSB端子は「USB Type-A×2+USB microB×1+USB Type-C」という構成なのですが、Type-Cはなんと入力のみ(つまり自身の充電用)に限定されるという仕様のため。さらにUSB PDにも対応しません。

モバイルバッテリーでは「USB Type-Cが入力のみ」というタイプの機種が少なく勘違いしやすいので、ここは気を付けたいところです(筆者も発表会場で確認するまで、すっかり勘違いしていました)。

とはいえ先に紹介したように、そもそも10000mAh/2台同時出力対応でこの価格という時点で、お買い得度は非常に高いもの。プレゼントなどにも気軽に買えるクラスの製品としては、大きく注目できるモデルです。

「ノートPC兼用」タイプの価格破壊!!
cheeroの新モデルはヘビーモバイラー待望の仕様

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そして、ノートPCもUSB Type-Cで統一している......というヘビーユーザーにとって大注目となるモデルが、12日にcheero(チーロ)が発表した『cheero Power Plus 5 15000mAh』です。

注目ポイントは、なんといってもそのお買い得度です。税込み4980円で容量15000mAh......とだけ聞くと割高にも思えますが、なんとUSB Type-Cからの45W出力がOK。加えてType-Aとの2系統同時出力も可能(総出力57W)という、「ノートPC用としても使えるモバイルバッテリー」の価格水準を一気に変えてしまうモデルであるため。

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実はこれまで、「USB Type-Cから45W」のクラスは、日本における主流はノートPCメーカーのアクセサリとして販売されているモデルがほとんど。本機と同じ45W/15000mAh前後でも「特価として1万円以下であればバイナウ!!」な水準でした。

サードパーティ製品でも、26000mAh前後など大容量(ですが、相応に高価で重い)モデルこそ少数存在していましたが、価格に関しては「8000円台であればバイナウ!!」な水準。絶対価格ではそこまで変わりませんでした。

つまりこれまでの価格水準は、「ノートPC用としても使える」仕様(=Type-Cからの出力が30W以上)というだけで、スマホ用とは価格が別モノとなっていた......というわけです。

そんな中に15000mAhという手頃な容量と重さで、出力も45W、さらに2台同時充電まで可能で約5000円という製品が出てきたのですから、「価格破壊」と呼んでも過言ではないはず。

本体サイズは縦長状態で約68×110×25mm(幅×高さ×厚さ)、本体重量約310gと、最新世代モデルだけあり容量と出力の割に小型。

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加えて残量表示インジケーターは1%刻みの数値表示が可能なため、残量確認も安心できます。Type-C側出力電圧と電流の組み合わせも多く、20V/2.25Aに加えて、5V/3A出力へもしっかり対応し、9V、12V、15Vもカバー(それぞれ3Aまで)する、隙のない仕様です。

さらに驚いたのは、「本体側の入力も最大45Wまで受けられる」点。このため公称の本体充電時間は最高1.5時間と、15000mAh級としては最速と呼べるものとなっています。

cheero同時発表の2機種にも注目
USB-C×2基モデルもついに「買える価格」に


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さらにcheeroからは、Power Plus 5シリーズとして同時発表された2モデルもあります。そしてこれらの機種も、15000mAh版に負けず劣らずの強力な製品です。

最上位となる20000mAh版『cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh』は、6880円(税込)。モバイルバッテリーとしては高価ですが、出力や機能に関しては相応以上に強化されています。

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最大の特徴が「モバイルバッテリーながらUSB Type-Cが2系統」という、ヘビーユーザーには嬉しい仕様となっている点。しかも出力は60W+18Wで、双方ともにUSB PD対応。「ヘビーユーザー向けモバイルノートPCとスマホを同時に、ほぼ最速で充電できる」仕様です。

さらにType-A×1基までも搭載しており、こちらも同時充電に対応。総合出力はなんと90Wになります。
さらに自身の充電(入力)も最大60Wで行えるため、公称では最高2時間と、20000mAhのモバイルバッテリーとしてはやはり超高速充電となります。

本体サイズは縦長状態で約68×153×25mm(幅×高さ×厚さ)、本体重量約425gとなっており、15000mAhモデルとは高さだけが異なる仕様です。ただし容量と出力が大きいため、さすがに15000mAh版と比べると重めです。

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しかしそうした点を差し引いても、「Type-C×2系統のバッテリーが買える価格で出てきた」というインパクトは抜群。「持ち歩きケーブルは、できればもうC to Cだけにしたい......USB A to Cケーブルも手持ちからなくしたい......」と思っている方などには見逃せない製品となるはずです。

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そして最後の1モデルは『cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh』。こちらはType-C出力は最高18Wとスマホ向けですが、価格は2680円(税込)とお買い得度抜群。

さらに5000mAhゆえのコンパクトさと、Type-CとType-Aの同時出力が可能な点もポイントです。ただしこのモデルのみ制限が強く、同時出力でも総合は18Wと変わらず、またType-C側の電圧が5Vに限定されます。

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このように出力などは上位モデルに譲りますが、それを差し引いてもお釣りが来るのが価格と本体のコンパクトさ。サイズは縦長状態で約27×120×25mm(幅×高さ×厚さ)と、文字通りスティックタイプで、本体重量も約125gと気軽に持ち歩けます。
残量表示も上位モデルと共通の、残り割合が直接数値表示されるタイプです。

            

このように、12月に入って登場したモバイルバッテリーは、いずれもお買い得度の点で大注目できる製品です。とくにcheeroの上位2機種に関しては、ノートPCもType-Cに揃えているモバイル派にとっては、非常に大きなインパクトを持ったモデル。
これまでは価格や重量の点で敷居が高かった「ノートPCでもモバイルバッテリー」の敷居を大きく下げるであろう製品となるはずです。

何かと物入りの多い年末ですが、帰省や長い旅行時をはじめ、イザという際にはなくてはならないモバイルバッテリーだからこそ、この機会に世代交代を考えてみるのも良い機会やもしれません。

 
 

 

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