親車いすの後に子車いす…。パナソニックのカルガモ風自動追従システム:2019国際ロボット展

パナソニックとWHILLの共同開発。2020年の実用化を目指す

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2019年12月18日, 午後 05:20 in iREX2019
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Panasonic WHILL

パナソニックとWHILL(ウィル)は、車いす1台を操作するだけで後ろ2台の電動車いすが追従するシステムを東京ビッグサイトで12月18日から開催されている「2019国際ロボット展」に出展しています。

WHILLの電動車いすをベースに、パナソニックが制御ソフトウェアやセンサーを追加し、追従走行や自動停止機能を搭載。係員が先頭の車いすを操作するだけで、後続の2台が自動で追従する仕組みを作り上げました。

Panasonic WHILL
▲スマートフォンで操作する

最高時速は4kmで、単体での操作も可能です。前方には操作に用にスマートフォンを搭載し、「LiDAR(ライダー、レーザーによって周囲の物体を識別する装置)」も備えています。対象物までの距離や位置などを検知し、障害物があると自動停止します。

Panasonic WHILL▲青く光る部分がLiDARを用いたセンサー

このシステムは2019年5月に、全日本空輸(ANA)とパナソニックによって空港での実証実験が行われています。パナソニックの担当者によると、車いすは空港で利用することが多く、中でも訪日外国人による利用が増えていると言います。

パナソニックは2020年の実用化を目指しており、今後、ソフトウェアをシンプルにする研究を進めるとしています。

 
 

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