KDDIが「無人店舗」、スタートアップと共同で東京にオープン

ランニングフォーム自動解析サービスも展開

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2019年12月18日, 午後 05:10 in kddi
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KDDIは、皇居ランナー向けの月額会員制施設「Run Pit」(東京メトロ東西線・竹橋駅直結)をリニューアル。「無人店舗」および「ランニングフォーム自動解析サービス」を提供する実証実験を本日(12月18日)から2020年3月31日までの期間限定で実施します。

この実証実験は、KDDIがスタートアップ企業と共同で次世代移動通信「5G」の活用方法を模索する「KDDI Lab 5Gプログラム」の一環として実施。つくば大学発のフィットネススタートアップのSportipおよび、画像解析などを手掛けるスタートアップのedison.aiと共同で展開します。

1つ目の「無人店舗」は、「edison.ai」の画像解析技術などを活用。入店時にQRコードでログインすれば、後は好きな商品を棚から手にとって、店を出るだけで会計が完了する──。いわば「Amazon Go」のような利便性を実現しています。

engadget▲店舗は省スペース。今回は場所の制約上、一度に1人しか入れないが、技術的には複数人の同時入店も可能

技術的には、RFIDは使用せず、安価なカメラ4台による画像解析により、客がどの商品を取ったかを識別。また、補助的に自動運転などに使われるセンサー「LiDAR」を1台設置しているほか、棚に重量センサーを設置し、正確性を高めています。

一般的に無人店舗は高精細なカメラを多数設置する必要がありコストがかかむといいますが、edison.aiは自社の画像解析技術を活用することで、安価なカメラでも精度の高い商品トラッキングが可能になるとアピールします。

engadget▲棚の上に4台のカメラを設置し、画像認識で商品をトラッキング。加えて補助として「LiDAR」、重量センサーを用い正確性を高めている。edison.ai独自の画像解析技術により、安価なカメラでも無人店舗の構築が可能とアピールする

ランナー向け施設に設置される店舗ということもあり、商品棚にはプロテインや栄養ドリンクなどが並びます。なお、利用にはクレジットカードの事前登録が必要です。

engadget▲入店時にQRコードを読み取る必要がある

engadget▲商品を手にとったら店を出るだけで会計が完了。購入した商品はスマホ画面から確認できる

2つ目の「ランニングフォーム自動解析サービス」は、Sportip社の技術を活用。同技術はスマートフォン・タブレットで1分間ランニングの様子を動画撮影するだけで、ランナーの歩幅やピッチ(一歩にかかる時間)などを解析し、1人1人の走り方に合わせたトレーニングアドバイスを表示するほか、オススメのシューズなどの推薦も可能となっています。

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▲ランニングの様子をiPadで1分間で撮影し解析、適切なアドバイスを提示する。デモではヤハラリカさんが理想的な走りを披露した

同解析サービスは、東急のスポーツジム「東急スポーツオアシス」などでも導入されています。実際に試してみると『前傾姿勢のため肩甲骨が動きにくく、地面反力が伝わりにくくなります』といった専門的が表示されるため、自分のランニングスタイルを再考するのに役立ちます。

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▲アドバイスは非常に専門的でためになる。これはアドバイスの一部で内容はさらに多い

また、分析の結果からレコメンドされたシューズを試着して、そのまま皇居ランに出ることも可能です。

engadget▲レコメンドされたシューズでそのまま皇居に走りに出ることも可能

KDDIでは、この「Run Pit」 のリニューアルに合わせ、皇居ナイトランイベントを実施予定。日時は12月26日19時30分〜12時30分で、こちらから参加を申し込めます。
 
 

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