「Snapdragon 865」のAnTuTuベンチマークスコア公開

先代比で着実な性能向上

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2019年12月18日, 午後 05:00 in qualcomm
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2020年のハイエンドAndroidスマートフォンに搭載される「Snapdragon 865」のリファレンス端末でAnTuTuベンチマークを走らせる機会がありました。

リファレンス端末のスペックは下記の通りです。

・2880 x 1440 5.9インチ
・RAM:12GB
・ストレージ:128GB

engadget▲Snapdragon 865搭載リファレンススマートフォン

AnTuTuベンチマークの総合スコアは「545434」をマーク。先代のSnapdragon 855を搭載するOne Plus 7の「457588」を8万7000ほど上回りました。また、海外スマホレビューサイトGSMArenaが公開するHUAWEI Mate 30 Pro(Kirin 990)のスコア「476480」も上回っています。また、OSが異なるため単純比較はできませんが、A13 Bionicを搭載するiPhone 11 Pro Maxのスコア「530356」も若干上回っています。

Snapdragon 865は先代のSnapdragon 855と同じ7nmプロセスを採用しますが、CPUは高性能コアのCortex-A77が4つ、省電力コアのCortex-A55が4つの計8コア構成で、処理性能は先代Snapdragon 855比で25%向上。ゲーミングに影響するGPU性能も先代比で25%性能が向上しています。こうした性能向上がベンチマークスコア向上にも影響しているようです。

また、近年のスマートフォン向けSoCでトレンドとなっているのは「AI性能」です。Snapdragon 865は「15TOPS」という高いAI性能を売りにしています。これは、1秒間の15兆回の命令を実行できることを意味しています。このAI性能を測定する「AITuTu」も試してみました。

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▲Snapdragon 855でAITuTuを試す

その結果「470314」というスコアをマークしました。先代のSnapdragon 855の2倍のスコアとなっています。ほかのベンチマークでも2倍のスコアとなっており、クアルコム公称の「Snapdragon 855比でAI性能が2倍」はベンチマークからも裏付けられています。

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▲別のAIベンチマークでもSnapdragon 855の2倍のスコアを叩き出した

なお、Snapdragon 865は単なるCPU・GPUの向上だけでなく、毎秒20億ピクセルを処理できる高いイメージング性能や、別途モデムを組み合わせた下り最大7.6Gbpsの5G通信などが売り。進化点の詳細は下記記事をご覧ください。

進化点は? Snapdragon 865 ──7Gbps超の5G通信・常時外界センシング・2億画素カメラ

 
 
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関連キーワード: antutu, benchmark, qualcomm, Snapdragon865
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