Apple Watch Series 5は最強の水泳パートナーだ:ベストバイ2019

ただしプールがApple Watchを許可している場合に限る

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月23日, 午後 04:10 in apple
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今年9月、iPhone 11シリーズ発売と同時にリリースされたApple Watch Series 5。筆者にとって2代目のアップル製スマートウォッチは、以前にもまして「腕に巻く最高の運動トレーナー」となっています。

2年も待ちに待った「常時表示」

2017年に先代のSeries 3を買った当時、筆者はApple Watchに対して「水中でも使えるスマートウォッチ」ぐらいの認識しかありませんでした。

それまでAndroidスマホを使っていたこともあり、Apple WatchにアプリをインストールするためにはiPhoneが必須であることも知らず......(watchOS 6以降は単体で使える専用App Storeが用意されましたが)。やむなくiPhone SEを買い足した本末転倒ぶりも、いい想い出です。

その後iPhone 11 Proを購入しましたが、同時に発売されたApple Watch Series 4は見送りました。モデルチェンジして画面の面積も広くなり、コンプリケーションなど表示できる情報も増えた。プロセッサーも速くなり、動作も快適になっている......と聞いたものの、「常時表示しない」ことは変わらなかったからです。

たかが常時表示、されど常時表示。Series 3と生活をともにしたことでスマートウォッチの便利さが分かった一方で、常時表示できない不便さも身にしみました。「いつも表示」こそが待ち望むものであり、もろもろの新機能や処理速度の向上はオマケにすぎなかったのです。

watch▲右がSeries 5、左がSeries 4。同じ画面サイズに見えますが、ロック解除のパスコード入力テンキーもSeries 5の方が大きくて押しやすいです

Series 5では、それがようやく実現しました。「買いたいときが買い時」が2年ぶりにやって来たわけです。アップルも公式リリースに「常時表示Retinaディスプレイ」と真っ先に書き、製品が発表された当時のTwitterでも「常時表示」がバズっており、みんなの心が一つになった瞬間じゃないでしょうか。

「時計を見ると時刻が分かる」という謎の感動

さてApple Watch Series 5が家にやって来て、肌身離さず使ってからはや3ヶ月が経ちました。手首に目をやったときに腕時計が時刻を表示している、その当たり前のことのどれだけ尊いことか。クイッと手首をひねることなく、画面を指でポンと叩くまでもなく、何げなく見れば時間表示がそこにある。文明の灯火が腕に点ったといっても過言ではありません。

時刻を確かめたいときは、たいていは急いでいるとき。たびたび確認したいのは、一刻一秒を争って超急いでいるときです。それを手首のスナップが足りないんじゃないか、いやいや角度がよくないなど、いちいちセンサーのご機嫌を伺っている場合じゃない。いつしか「時刻を知るにはスマホのロック画面を見る」という、スマート"ウォッチ"の存在意義を揺るがす習慣が身についていました。

それでも先代のApple Watchを使い続けたのは、「耐水性があり、紛失しにくい活動量計」としてズバ抜けて完成度が高かったからです。どこのメーカーかは伏せますが、防水を謳っているのに2、3回泳いだぐらいで動かなくなったり、まるで装着していないような軽さ......と思ったら本当にすっぽ抜けて何度も行方知れずになったり。先代のSeries 3では一度もそんなことはなく、「Apple Watchは裏切らない」信頼感が根づいていたのです。

水泳中に「時間」で運動管理できる便利さ

すでに日常的な使いやすさは他の方々が様々な側面からレビューされているので、詳細はそちらに譲ります。ここで特に語っておきたいのは、Apple Watchしか持ち込めない極限状況での必要不可欠さ。すなわち「プールで泳ぐとき」のベストパートナーっぷりです。

あらかじめお断りしておくと、今でもスマートウォッチを持ち込み禁止のプールや銭湯はまだまだあります。筆者が通っているスポーツジムは、たまたま運良くApple Watchを許可してくれてるんですね(接触事故を防ぐための「時計に巻く専用バンド」は必須とされていますが)。

Apple Watchにはワークアウトを始めると自動的に検知する機能があります。これがランニングでは大活躍ではありますが、プールではさほど役に立ちません。「記録しますか?」というボタンが出るものの、水濡れを検知すると防水ロックがかかり、デジタルクラウンを回して排水しないとタップが認識されないからです。泳いでる最中に、あまり現実的ではありません。

なのでプールでの運動管理は、基本的には「時間」を目安にしています。25mを1往復で1分なら、20往復で20分。ザックリとはしていますが、どのぐらいの距離を泳いだかは把握できますし、消費カロリーも記録されているから「よく運動した」ことは分かる。それで充分というのが、この2年ほどの経験からの結論です。

水中でも、プールの端で休みを取ったときも直ちに時間が分かる。それに文字盤が「アクティビティデジタル」であれば(スリープ状態でも)消費カロリー達成率を示すムーブリングも表示されて、「もう少しがんばろう」「そろそろ切り上げよう」と判断もしやすい。どれも常時表示あればこそで、ようやく夢が叶った想いなのです。

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▲Series 5で新たな文字盤が追加されているものの、Series 3から「アクティビティデジタル」を引き続き使用。やはりシンプルで見やすいです

そして泳いだ後はジャグジーや風呂です。新聞や雑誌など紙媒体どころかスマホも持ち込めず、これまでは手持ち無沙汰で虚空を見つめるほかなかった空間ですが、Apple Watchは情報ジャンキーの飢餓感をおやつ程度に癒してくれます。

本格的なニュースリーダーとはいきませんが、たとえばThe Wall Street Journalの公式アプリであれば、その日の主なトピックスの見出しや要約を読むことはでき、2~3分の虚無は解消されます。これはSeries 3でも可能ではありましたが、画面が広くなったSeries 4はとても読みやすくなりました。

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▲GPSモデルでiPhoneが近くになくても使えるThe Wall Street Journalアプリはとても便利

ただしモバイルデータ通信ができないGPSモデルであれば、近くにiPhoneがない場合は使えないニュースアプリが多いのが残念なところです。iPhoneとあらかじめ同期しておき、Apple Watch側にダウンロードできる機能が欲しいですね。

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