「SIGMA fp」レビュー|極上の手軽さを実現するのはボディだけでない、JPEG撮って出しでOKな色味にアリ

欲しい、すごく欲しい。

砂流恵介(Keisuke Sunagare)
砂流恵介(Keisuke Sunagare), @nagare0313
2019年12月24日, 午前 09:30 in camera
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10月25日に発売されたばかりの、世界最小・最軽量をうたう35mm判フルサイズミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp」。発売前から大きな話題を呼んだこのカメラを1週間ほど借りることができたのでインプレッションをお届けします。

筆者はライトに使った様子のインプレッションなので、がっつりレビューが読みたい方はiPhone写真家の佐藤陽一さんのレビューもあわせてご覧ください。


SIGMA fpの特徴はその小ささと軽さです。112.6 x 69.9 x 45.3 mmのボディはサクマ式ドロップスの缶をやや細長くしたぐらいの大きさで、重量はバッテリーとメモリーカード込みで約422g。45mmの単焦点「SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary」をつけても約637gと、筆者が持っているα9のボディ(バッテリーとメモリーカード込みで約673g)より小さくて軽いです。

SIGMA fpとの出会い

本題に入る前に少し個人的な話を。筆者は2019年7月にSIGMA fpが発表されたときに、コンセプトムービーを一度見て、「もう絶対に見ない」と決意しました。なぜかと言えば、勢いで買ってしまいそうだったから。それぐらいインパクトのある映像であり、物欲を掻きたてられた動画という意味では2019年のNo.1です。

強い意志で敬遠していたSIGMA fpですが、とあることがきっかけで筆者からEngadget編集部に「SIGMA fpを借りたい」とお願いすることになります。そのきっかけとは、SIGMA fpの発売日に、たまたまbarで隣になった人がSIGMA fpのデザインに関わった方だったこと。そんな偶然そうそう起きないじゃないですか。さすがにこれは何かのお告げかな、と思って今に至ります。

一週間くらいと短い時間ではありましたがSIGMA fpを触って思ったのは、「とにかく写真を撮るのが楽しい」「持ち出すのが楽しい」こと。SIGMA fpをメーカーに返却するときに名残惜しさを感じたのですが、そういう気持ちにさせられたのは初めてです。

JPEG撮って出しでいい

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筆者は、SIGMA fpと45mmの単焦点「SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary」を借りて1週間ほど撮影を楽しみましたが、使ってみて思ったのは「JPEG撮って出しでいいんじゃない?」ということ。

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JPEG撮って出しの決め手になったのがこちらの写真です。筆者はふだんはα9を使っていますが、α9ではJPEG撮って出しをすることはほぼありません。PCかスマホにWiFiで飛ばしてレタッチをしたうえで出しています。SIGMA fpで撮った写真は、Lightroomで開いたときに色味が素晴らしかったので、レタッチしようという気持ちが起きませんでした。

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TONEボタンとCOLORボタンで色味調整が簡単にできることもあり、JPEGの撮って出しでいいというのはSIGMA fpの魅力だと思います。

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▲スタンダード

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▲T&O

ちなみに、カラーモードで話題の「T&O(ティール&オレンジ)」と「スタンダード」の違いです。紅葉シーズンということもあり、景色を撮るには良かったですが筆者はスタンダードの色味のほうが好みなので基本的に「スタンダード」を使用して撮っていました。

動画はオートだとピントが厳しいかも


続いて動画です。上記は、キッチンスタジオで開催されたご飯会をフルHDで録画して編集したもの。スタビライザーなどは使用せず、手持ちで撮っています。


こちらは、三脚を使って定点で4Kで撮ったもの。こちらは映りが綺麗で凄さを感じます。

ただ、オートフォーカスが厳しい印象がありました。人物が動く度にピントを探るのですが、その頻度とピントがあうまでの時間が少し長い印象です。この小ささと軽さだと、VLOGなどで動画利用したいと思う人もいると思いますが、現時点では厳しいかもしれません。綺麗なのは間違いないので、ファームウェアのアップデートなどで改善されるのを期待したいところです。

人物にもご飯にも暗いところにあう

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SIGMA fpのコンセプトのひとつに「ポケッタブル・フルフレーム」というものがあります。いつでも気兼ねなく撮れて画質に妥協せず本格的な撮影ができる、というメッセージが込められているのですが、実際の使用してみると正にこの通りでした。

筆者は肩か首にかけるか、ダウンジャケットのポケットにいれてSIGMA fpを持ち歩いていましたが邪魔だと思うことはなく、撮りたいときにすぐに撮れました。α9を首からかけると首と肩が凝るのですが、SIGMA fpはそんなことはなく「手軽」という点でこれはめちゃくちゃ大事なことだと思います。

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また夜景や暗いところにも強いのも魅力です。
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筐体とレンズが小さいのでポートレート撮影も相手を緊張させることなく気楽に撮らせてもらいました。

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料理に関しても、テーブルがあまり広くない居酒屋などでも場所をとらず、45mmという距離も構図を決める楽しさがあってよく撮りました。ただ、ひとつ注意点があります。SIGMA fpはWiFiやブルートゥースでスマホに転送する機能がないため、撮った写真をすぐインスタにアップする、といった使い方には適しません。すぐにアップしたい場合は、別途スマホに読み込ませるためのSDカードリーダーなどが必要になります。

インプレッションは以上となります。冒頭でも述べたように、返却するのが名残惜しいカメラでした。Lマウントがもっと充実して、「SIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporary」以外にも小型レンズが出てきたらめちゃくちゃ心揺さぶられるんだろうなぁ、と思います。SIGMA fpとLマウントの動向に目が離せません。

Gallery: SIGMA FP | of 32 Photos

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