Xperiaの存続すら心配したソニー好きの筆者だが、Xperia 1にはビビッときた:ベストバイ2019

Xperia 1に慣れると他のスマホが横長に見える

くんこく(Kunkoku)
くんこく(Kunkoku)
2019年12月24日, 午後 04:30 in mobile
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Xperia 1

今年の筆者個人的スマホベストバイは、Xperia 1です。

そりゃあなた毎年Xperiaしか買ってないでしょうという突っ込まれそうですが、今年は、iPhone 11 ProもiPhone 11もOPPO Reno Ace ガンダムスマホも買いました。

iPhoneはもはやスマホ界のスタンダードで、ガンダムスマホは趣味全開のコレクターズアイテム。

2019年のベストバイというより、歴代Xperiaシリーズでのベストバイといってもいいかもしれません。

そりゃもうXperia買って心のひっかかりなしにハイテンションになったのはいったいつ以来だっけ?って感じです。

正直な話、ここ数年の迷走っぷりは皆さんもご存知のとおりで、ちょっと良い方向に向かったかと思いきや、盛大なツッコミを受けるやらかしちゃったモデルをはさんだり、もともとあった独自のカラーは少しづつ失っていたようにも見えました。

風の噂で、もしかしたらスマートフォンから撤退しちゃうんじゃ?なんて言われる始末。

ぶっちゃけ去年は本気で心配しましたけど、今年のMWCで発表されたXperia 1 にはビビビっときました。

その姿は非常にシンプルでわかりやすい。

Xperia 1

8.2mmという薄くストレートなスクウェアデザインに、ディスプレイのアスペクト比21:9というとてつもなく長細いボディ。

いつまでたっても分厚かったベゼルもスッキリ、でも一部の画面が欠けてしまうなんてナンセンスなことはしないぜといわんばかりにをノッチは意地でも採用しない頑固っぷり。

ひさびさにオレ、Xperia 1使ってるんだぜという優越感という名の自己満足に浸れる見た目。

素でXperia 1に使い慣れると、他のスマホすべてが横に大きく見えてしまう錯覚に陥るほどです。

Xperia 1

そして、精細感と有機ELならではのコントラストの高さと色の深さをもった4K HDRに対応したディスプレイ。

しかもUHD(Ultra HD)の放送規格 ITU-R BT.2020の色域や、10bit信号に対応した独自開発の画像処理をして、映像制作者の意図を忠実に再現するよとか、まさにソニーの業務用カメラの技術をスマートフォンに落とし込んでくるという気合の入れようです。

横長の動画の迫力は無論のこと、21:9のアスペクト比のタテ解像度が高くなったから画面を分割して同時に2つのアプリが使えたり、もう本当にシンプルにTwitterやインスタといったSNSのタテの情報量が増えてる見やすさ。

ずっとSNSばっかりやってる筆者にとっては最高でしかありません。

ゲームアプリさえ対応していれば、21:9の画面いっぱいに見渡せて視界が広がったり文字情報がキャラクターとカブらなかったりと、スマホゲーでも圧倒的なアドバンテージになります。

スマホにありがちな通知をでなくしたり、余計な動作を抑制したり、配信実況できる「ゲームエンハンサー」という機能までのっけてきたり、あらまさかのユーザーの心理をちゃんとわかっていらっしゃる。
Xperia 1

今までXperia=カメラ凄いぜ!だったのに、多眼化の波にすっかり出遅れた屈辱もここまで。

やっとトリプルになったカメラは機能は明快でわかりやすく。

焦点距離26mm・F1.6 の標準レンズ、52mm F2.4 望遠レンズ、16mm F2.4 超広角レンズの3つのカメラを切り替えてシチュエーションに応じて焦点距離を変えて撮影ができます。

同社のデジタル一眼カメラαシリーズに搭載されている「瞳AF」を搭載するあたりも、人物撮影には有利に働きます。
Xperia 1

さらに、シネマ撮影専用の「Cinema Pro」アプリを入れるマニアックさ。

映画は、シネスコサイズに限りなく近いアスペクト比21:9のワイドスクリーンに合わせて撮影されているため、わざわざ「Cinema Alta」というソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが画作りをしています。

これたぶんほとんど理解されてないんじゃないかと思いますけど、このアプリUIはソニーの業務用カメラの配置や操作系にそっくり。

業務用カメラを見た時、あ、コレを踏襲してるのか!と思ったくらいです。

撮影する映像も映画フィルムのような画作り・質感・色表現になります。

なので、映画業界に憧れてる人しか使わないだろうなーと思いながらも、大真面目に入れてくるあたりのいい意味での変態っぷりに愛情も生まれるってものです。


今回の一環したコンセプトはCMにも表れています。

キャッチーなフレーズ?で力業で乗り切ろうとした今までのCMと違い、Xperia 1はソニーの技術を投入して「1から生まれ変わった」スマートフォンだということを明快にしていることもあって、観ていても非常にマニアにささるものになっています。
Xperia 1 Professional Edition

若干話はそれますが、2019年6月に発売されたXperia 1から、遅れて10月にはクリエイターの創造性を高める特別仕様のスマートフォン「Xperia 1 Professional Edition」なるものも登場しました。

グローバルモデルを国内版として落とし込んだカスタム機で、基本性能はたいして変わらないのに15万円強という高価格な設定にドン引きした人もいるでしょう。

けれども「Xperia 1 Professional Edition」は、キャリアロゴや余計な型番もアプリも入らない純粋なソニー製スマホであり、なんといっても自社販売するXperiaフラッグシップモデル。

やっとかという気持ちと、よく出てきたなという嬉しい素直な感想。

優れた機能をたくさん持つスマホ群のなかで、まだ足りてない部分もありながらもちゃんと光る個性を持てば、手にしたくなるということを久々に証明してくれたような気がします。

心配なのはナンバリング。来年からどうするんでしょうね?


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