α6400
仕事柄、取材や記事制作のためにカメラは必須。4年前に退職してフリーになったときに購入したデジタル一眼レフカメラを持っていたが、少々重かったのと標準レンズに毛が生えた程度のレンズしか持ち合わせていなかったためか、パキッとした写真が撮れず思い悩んでいました。もちろん、腕が悪いというのもありますが、ちょっと打開したい思いで、カメラの購入を決意。品定めをしてました。
■Engadgetベストバイ2019
Engadget
Engadgetのライター陣が2019年にベストだと思ったスマホやカメラ、デジタルガジェットを一挙紹介するベストバイ企画を展開中です。年末年始のお買い物の参考にドウゾ!ベストバイ記事の一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
https://japanese.engadget.com/latest-reviews/
知り合いのカメラマンに聞いてみたところ、「製品写真などのブツ撮りがメインならセンサーはフルサイズではなくAPS-Cで十分でしょ」とのこと。ブツ撮りのときはボケが必要ないので、APS-Cのほうが撮影しやすいというのが理由でした。

人物を撮らないというわけではなかったのですが、ブツ撮りの比率は高いので、ここはAPS-Cを選ぶことにしました。そんなとき、ちょうど2月22日にソニーの「α6400」が発売されたばかりで、軽くてキレイに撮れてミラーレスなカメラが欲しかったこともあり、高倍率ズームレンズキットをヨドバシ.comで購入しました。

ちなみに、ヨドバシ.comで注文して店舗受け取りにすると、受け取る店舗によっては価格が違うので、とりあえず確認してみると良いですよ。筆者は新宿本店受け取りにして1万円安く購入しました。

α6400

実際使ってみて感じたのは、本体重量が約403g(バッテリー含む)と軽量で気軽に持ち運べ、サクッとピントをあわせてシャッター切っても、バシッと解像感の高い写真が撮影できる手軽さ。

キットのレンズは、「SEL18135」(E 18-135mm F3.5-5.6 OSS)で、単体で買うといまなら実売5万6000円ぐらいで手に入るAPS-C専用レンズなのですが、これまで使ってきたカメラ(キットレンズとの組み合わせ)と比べて「何この違いは?」とびっくりするほどの性能。まぁ、これまでが初心者向けモデルだったというのもありますが、この組み合わせなら、レンズ交換せずに様々なシーンに対応できるので選んでよかったです。

α6400
▲広角側。江ノ島までおよそ1.5kmのところから。クリックすると大きな画像になります。キットレンズを使用し焦点距離27mm(35mm換算)、f/5.6、1/640秒、ISO 100

α6400
▲望遠側。灯台にかかるケーブルも認識できる。クリックすると大きな画像になります。キットレンズを使用し焦点距離202mm(35mm換算)、f/5.6、1/640秒、ISO 100

このレンズの唯一の難は、最短撮影距離が45cmなので近くに寄れないこと。取材先では寄りすぎてピントが合わないケースがよくありました。とはいえ、気持ち離れればいいので、購入後しばらくはこのレンズだけで過ごしていました。

この製品の魅力は、小型ながら高速AFとリアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキング機能が搭載されていることでしょう。子供とか猫とか撮影するときは、これら3つの機能が、超役に立ちました。動きが読めないときは、トラッキングが非常に有効です。

α6400
▲リアルタイムトラッキング使用。クリックすると大きな画像になります。キットレンズを使用し焦点距離157mm(35mm換算)、f/5.6、1/200秒、ISO 320

あと、リアルタイム瞳AFは人を撮るときに、目にピントが来ているだけで、いい写真に見えます。動物にも対応しているので、猫を撮るにも最適ですね。別に瞳AFでなくても顔認識で十分じゃない? と思われるかもしれませんが、横向きの顔だったり、絞り開放で被写界深度を浅くすると、わずかな差でも瞳がボケしまうため、瞳にピンを合わせることは重要なんです。なので、設定で左右どちらの瞳に合わせるかの指定もできます(通常は自動)。

α6400
▲瞳AFの設定画面。優先にすると、フォーカス追尾していても、瞳にピンを合わせる。右目、左目指定や動物も対応

α6400
▲瞳AF使用。クリックすると大きな画像になります。キットレンズを使用し焦点距離61mm(35mm換算)、f/5.0、1/320秒、ISO 100

α6400
▲瞳AF使用。クリックすると大きな画像になります。キットレンズを使用し焦点距離57mm(35mm換算)、f/4.5、1/60秒、ISO 400

実際、とある発表会でカメラを構えた大勢のファンの中に紛れて撮影したのですが、ファインダーを覗いての撮影は困難な状態だったため、大部分でカメラを上の方に掲げて液晶を見ながら撮影しました。

でも、リアルタイム瞳AF優先にしておくだけで、たとえ手前にマイクがあったり、手を出していたりしても、瞳を捉えてピンを合わせてくれるので、あとはシャッターを押すだけ。手に持っているものにピンを合わせたい、といこうとがない限りピント合わせが超絶簡単ながら、いい写真が撮れるわけです。

ちなみに、瞳までは認識できない距離のときは、顔認識でピントを合わせてくれますので、安心です。

残念ながら、そのときの写真はお見せできないですが、被写体の動きと手ブレを考慮してシャッタースピードを1/125~1/100程度、露出をF2.8~3.5程度にして、瞳に合ったら連写という感じで撮影したのですが、うまくブレなく瞳にピンがピタッときた写真を見たら、より高級なカメラじゃなくても十分じゃない? と感じたほどでした。

まぁ、その時の撮影は近づけないと思っていたため、レンズは「SEL70200GM」(FE 70-200mm F2.8 GM OSS)を購入して臨んだので、レンズのおかげも多分にあるでしょう。でも、α6400でこれだけの撮影ができるなら、買ってよかったと思いました。

α6400
▲「SEL70200GM」との組み合わせ。すっごいアンバランスなんだけど、カメラが軽いぶん、ずっと上に持ち上げたまま撮影していても、なんとか耐えられた

最近になって「α6600」が登場し、α6400にはなかった光学式ボディ内手ブレ補正も備わったので、このクラスではかなり最強感はありますが、それでもα6400の価格があまり落ちないので、いまだ人気は高いのでしょう。

旅先でスナップを撮りたいときにピッタリのカメラ。最近はスマホですましてしまう人が多いと思いますが、デジタル一眼初心者でもワンランク上の写真が撮れちゃうα6400は、キレイな思い出を残すためのベストアイテムですぞ!

Gallery: α6400ベストバイ | of 19 Photos

  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400
  • α6400
    α6400



■Engadgetベストバイ2019
Engadget
Engadgetのライター陣が2019年にベストだと思ったスマホやカメラ、デジタルガジェットを一挙紹介するベストバイ企画を展開中です。年末年始のお買い物の参考にドウゾ!ベストバイ記事の一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
https://japanese.engadget.com/latest-reviews/