Mazda
次世代ガソリンエンジンSKYACTIV-X搭載車をようやく発売したマツダ3に、スマートブレーキサポート(衝突被害軽減制動制御装置:SBS)の誤動作の問題が見つかりました。走行中に路上にある物体を誤検知して自動ブレーキをかける場合がまれにあるとのこと。

米国では問題が含まれるマツダ3が3万5390台、日本国内でもMAZDA 3と、同様の問題が発生する可能性のあるCX-30あわせて2万4750台が販売されています。なお、日本でも米国でも、この問題によってけが人が発生したりはしていません。問題が発生した場合、MAZDA 3は停止してアラームを発報し、インフォテインメントシステムの画面上に警告メッセージが表示されます。海外で人気の掲示板サイトRedditに報告された内容によれば、この誤動作は解除できるものの、エンジンを始動するたびに自動的にオンになるとのこと。

構造や設計上の欠陥でなくプログラム上のバグであるため、ソフトウェアの書き換えだけで問題は解決する見込みです。米国では2020年2月27日までに順次オーナーに通知して修理作業を実施するとのこと。日本国内でも対象となる全車両のソフトウェアを書き換えます。ただし、一部の車両はSBS作動に関する仕様が変わるため、取扱説明書や計器類のプログラムも同時に更新および修正するとのこと。

近年、自動車にはドライバーアシストのための高度なコンピューター制御搭載が必須になりつつあります。しかし自動車の場合、誤作動の仕方によっては大事故につながったり人命に関わる可能性もありえます。実際、自動運転テストカーのソフトウェアが、歩行者が横断歩道のない場所で車道を横断することを想定していなかったために起こった死亡事故もありました。

高速で移動する鉄の塊でもある自動車が、パソコン用OSのように際限なく修正パッチを当てなければいけないようにはなって欲しくないものです。