車載もイケる? Echo Studioで「どこでもハイレゾ」を実践

ポンと置いてネットにつなげばハイレゾという手軽さがなせる技

Nobuyoshi Kodera
Nobuyoshi Kodera
2019年12月28日, 午後 12:20 in av
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Echo Studio

12月5日に出荷開始されたAmazonの「でっかいアレクサ」ことEcho Studio、皆様は無事ゲットされましたでしょうか。出遅れたという方は残念ながら、これからのオーダーですと2〜4か月待ちとなるようです。

AmazonのスマートスピーカーであるEchoの最上位モデルとなるこのEcho Studio、最大の特徴はなんといってもハイレゾおよび3Dオーディオ対応でありましょう。今年9月からAmazon Musicではハイレゾの配信が始まったばかりですが、ストリーミングでハイレゾを聴く方法論は、現時点では極端に2分されます。一つはハイレゾ対応のスマホ+対応イヤホン・ヘッドホンで聴く方法。もう一つはPCを経由してハイレゾ対応オーディオシステムで聴く方法があります。

そんな中、もうちょっと手軽で低コストにハイレゾが聴ける方法が、Echo Studioというわけです。2万4980円で、あとはネット回線さえあればハイレゾ聴き放題、しかもEcho Studioの発売に合わせて、Amazon Musicでは3Dオーディオの配信も始まっています。

3Dオーディオは、従来の左右だけでなく上下方向にも立体的に音を配置するフォーマットで、映画の世界ではDolby Atmosがよく知られるところ。本機ではDolby Atmosとソニーの360 Reality Audioに対応します。ただ、現時点では3Dオーディオでリマスターされている楽曲・アルバムはまだ少ないので、注目はやはり気軽にハイレゾが聴けることだろうと思います。

Echo Studio
▲3Dによる音楽配信も始まっています

ハイレゾも、一時期ほどは話題に上らなくなり、わかる人だけ聴くみたいな感じになってしまっているところではあります。その点では、DVDオーディオなんかと似た道を歩むのでは、と危惧される方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、音楽配信大手のAmazonがワールドワイドでハイレゾ配信を始めたこと、通信業界ではより大容量のデータ通信が可能な5Gの必要性を説いていかなければならないところから、4K HDRとハイレゾのストリーミングは、少なくとも減衰する方向ではなくなったのかなと思います。

そんななか、サービスと一体でハイレゾが楽しめるEcho Studioは、スマートスピーカーというジャンルではなく、音声コマンドありの格安ハイレゾオーディオシステムとみるのが正しいのかなと思います。

■山ハイレゾ海ハイレゾ


そんなEcho Studioですが、電源は従来のEchoのようにACアダプタではなく、コンセント直刺しとなりました。ケーブル長もそれほど長くないため、設置場所とコンセント位置の関係は悩ましいところであります。

スマートスピーカーは、置きやすい場所に置いて動かさないもの、というのが当たり前のように思われていますが、インドではバッテリーを内蔵し、どこでも移動できるEchoが発売されたそうです。

確かに、音声コマンドを受けてあれこれ使役するのであれば、リビングやダイニングに置くのが妥当でしょうが、音楽プレーヤーとして使うのであれば、テラスや庭に持ち出せた方がいいに決まっています。

とはいえ、ハイレゾ対応のEcho Studioはコンセント直刺しですので、あちこち持ち出すのは無理がある......と思っていたのですが、よくよく考えたらDC出力搭載のモバイルバッテリーというものが世の中には存在することを思い出しました。たとえばOmni Charge社のOmniシリーズは、モバイルバッテリーですがUSBポートだけでなくDC出力も備えています。

Echo Studio
▲DCが直接挿せるOmni Charge社のOmni20+

早速これを使って、Echo Studioを外に持ち出してみました。車の後部座席に乗せれば、ドライブ中に立体的なオーディオが背後から覆い被さってくる感覚が味わえます。座席に置いただけなので転がっちゃうかなと思ったのですが、重心が低いので1時間程度のドライブでは一度も転がりませんでした。これで海にも山にもハイレゾを持って行けます。

Echo Studio▲DC出力対応モバイルバッテリーで車載オーディオに挑戦

筆者が所持するOmni Chargeの容量は2万400mAhですが、約1時間Echo Studioを駆動させて残量約75%となりました。おおよそ4時間ぐらいは鳴ってくれる計算です。カーステレオのハイレゾ化というのは、製品自体はもちろん存在しますが、チューニング含めて難易度が高い分野です。それがEcho Studioを持ち込むだけでどうにかなるというのは、なかなか面白いのではないでしょうか。
こんなデカいものをいちいち持ち出すなんてバカなんじゃないの、と思われるかもしれませんが、でもそんなバカ、嫌いじゃないぜ! とサムアップしてくれる読者はきっとEngadgetならいらっしゃると信じます。

 

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関連キーワード: Amazon, audio, av, Echo Studio, hi-res, high resolution audio, smartspeaker
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