iPhone 12(仮)の有機ELパネル供給に中国BOEも参加?サムスンは厳しい競争に晒されるとのうわさ

BOEはファーウェイの主要サプライヤー

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月31日, 午後 12:25 in apple
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OLED
これまでiPhone用の有機ELディスプレイはサムスンやLGといった韓国サプライヤーが独占的に供給してきましたが、2020年のiPhone 12(仮)の一部には中国BOEテクノロジー製のパネルが採用されるとの噂が報じられています。テックメディアRPRNAによれば、韓国メディアがBOEが2020年からアップル向けに有機ELパネルの出荷を開始するかもしれないと報じているとのこと。翌2021年にはiPhone用に4500万枚を出荷し、サムスンを下回るもののLGよりも多くのパネルを供給するとの韓国アナリスト予測も伝えています。

サムスンは引き続きiPhone向けOLEDパネルの大半を受注し続けるものの、昨年の注文は減少していたとのこと。今後2年間、同社はBOEとの強い競争圧力に晒されると述べられています。

近年BOEはテレビ用LCDパネル生産で世界的リーダーとなっており、アップル製品向けにもiPadとMacBook用ディスプレイを製造しています。現在では有機ELパネルに焦点を移しつつあり、ファーウェイの主要サプライヤーとして折りたたみデバイスMate Xにもディスプレイを供給。その品質は競合製品であるGalaxy Foldにも匹敵するとの評価を得ています。

BOEがiPhone用の有機ELパネル供給元に加わるとの噂は以前からあり、8月にもアップルが採用に向けて最終段階に入ったとの観測が報じられていました。今回の報道が本当であれば、ついにアップルとの正式契約にこぎ着けたことになります。

アップルにはサプライチェーンの多様化、すなわち多くの供給元と契約してリスクを分散しつつ、サプライヤー同士を競合させることを好む傾向があります。ジャパンディスプレイ(JDI)の救済に動いているのも、同社が将来的にiPhone向け有機ELパネル供給元になることが期待されているため、との見方が有力です。

BOE製の有機ELパネルはサムスン製よりも20%安くなる可能性があるとの見解もあります。もしもBOEがiPhone向け有機ELパネルのサプライヤーに加われば、サムスンはアップルからの受注が減るばかりではなく、値下げを迫られるなど厳しい立場に置かれそうです。
 
 

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