米FDA、フルーツ・ミント風味のカートリッジ式電子タバコを禁止。10代の流行に歯止め

子どもが喫煙を始める入口でなく、喫煙者の出口となるように

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年01月3日, 午前 08:50 in Politics
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Jamie Grill via Getty Images

米食品医薬品局(FDA)が、10代の若年者たちの電子タバコ使用を抑制するためフルーツおよびミント風味の電子タバコカートリッジを禁止し、その製造、流通、販売を30日以内に停止するよう企業にもとめ、往時倍場合は強制措置のリスクがあると警告しました。ただし、この措置はカートリッジ式電子タバコのみを対象とし、タバコ風味およびメンソール風味のカートリッジは引き続き販売が許可されます。FDAは今回の禁止措置によって電子タバコが「ティーンエイジャーたちがニコチン中毒に陥る入口」になるのでなく「タバコを使用してきた大人たちが禁煙するための潜在的な出口」をなるべく維持するとする一方、現在の若者たちへの電子タバコの普及を"危機"と表現して今後も「状況を監視し続け、必要に応じて追加の措置」も講じるとしました。

また、未許可の製品の製造販売に関わる人々に対する訴訟を積極的に起こしていく準備もできているとして、若者をターゲットとする違法な業者には「法的執行を優先して」行っていく姿勢を示しています。

ただ、いっけんかなり踏み込んだ措置に見えるこの政策も、対象はカートリッジ式の電子タバコのフルーツ・ミント風味のものに限られ、タバコ風味やメントール風味、大人の喫煙者を対象とした店舗などで取り扱われる大型のデバイスには適用されません。AP通信は、この新しい政策は数十億ドル規模の電子タバコ市場の大部分を維持するもので、数千の電子タバコ販売店にとっては大きな勝利だと述べ、電子タバコを支持しない人々からは即座に非難の声があがっていると伝えています。

米議会は先日、従来のタバコおよび電子タバコを含むすべてのタバコ製品の使用許可年齢を21歳以上に引き上げる法案を可決しました。これは2020年中に施行される予定です。2019年の調査によれば、米国の中高生の間では500万人以上のカートリッジ式電子タバコユーザーがいるとされ、その多くはフルーツやミント風味を好むとされます。また、2000人以上が罹患し54人が死亡した肺疾患が、電子タバコのリキッドに含まれる物質に関連して引き起こされたと米疾病予防管理センター(CDC)は指摘しています。
 
 

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