iPhone 12(仮)は薄型化とバッテリー持ち改善?タッチ機能統合ディスプレイ採用のうわさ

2019年モデルは分厚くなってました

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年01月4日, 午後 01:35 in apple
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OLED
2020年に登場する新型iPhoneの少なくとも1つには、韓国LGディスプレイが供給するタッチ機能統合ディスプレイが搭載されるとの噂が報じられています。韓国メディアThe Elecによると、LGは京畿道パジュ市工場のE6ラインで第6世代フレキシブルOLED(有機EL)パネル製造施設のアップグレードを目指しているとのこと。同社はLTPOバックプレーン技術に切り替えつつ、2020年初頭までに新設備を導入してタッチ機能統合パネルを製造する予定だと伝えています。

さらにE6製造ラインはアップル専用として知られているため、情報業界筋は2020年のiPhoneにはタッチ機能統合ディスプレイが採用される予定と述べているとのことです。

2020年のiPhoneハイエンド機、すなわちiPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro Max(仮称)にタッチ機能統合ディスプレイが搭載されるとの噂は、先んじて韓国ETNewsも報道していました。両メディアともサムスンのY-OCTAという技術が採用される(The Elecは「サムスンが最初に商品化した技術」として同じ技術であると示唆)という点では一致しています。

Y-OCTAは有機ELパネルそのものにタッチ機能を持たせ、タッチセンサー用のフィルムを重ねる必要をなくする技術。これによりディスプレイの薄型化とコスト削減が期待できるとされています。

この技術はiPhone2019年モデルにも採用が噂されていたものの、結局は実現せず。昨年4月には台湾DigiTimesが2020年モデルに採用との観測を報じていましたが、ようやく生産体制が整ってきたのかもしれません。

スマートフォン一般を薄く「できる」技術が、実際にiPhone 12を薄型化するのかどうかは不明です。とはいえ、iPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Maxはバッテリー容量の増加のために前年モデルより僅かに重く分厚くなっていたため、その対策のために新技術が投入される可能性はあります。

またThe Elecの伝えるもう1つの噂話、LTPOバックプレーン技術への切り替えも注目されるところでしょう。バックプレーン技術とは、ディスプレイ上の1つ1つのピクセルのオンオフを切り替えるものです。同誌は昨年10月にも同様の観測を伝えていました

低温多結晶酸化物ことLTPOは、現行のiPhoneに採用されたバックプレーン技術であるLTPS(低温ポリシリコン)よりも最大15%もの省電力が見込めるもの。Apple Watch Series 4およびSeries 5にも搭載済みであり、アップル公式サイトでも後者での常時表示を支え、Series 4と同等のバッテリー持続時間を実現した技術として紹介されています。

LTPOディスプレイが搭載されれば、新型iPhoneのバッテリー持ちもさらなる向上が望めるはずです。LGが今年のiPhone 12に間に合うように大量生産の準備ができるかどうかは不明ですが、アップルはiPhone 11 Pro Maxでも「iPhone史上最長」とバッテリー駆動時間の改善を強調しており、時期はさておき長期的に見てLTPOの採用はあり得そうです。

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