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ThinkPad仕様単体キーボード、7年ぶり世代交代。BT+独自無線の2台接続、USB-C充電など大進化

「我々は7年待ったのだ!!」とガトー風に喜びたくなります

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年01月6日, 午前 10:00 in keyboard
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ThinkPad TrackPoint Keyboard II
大手PCメーカーのレノボがCES 2020に合わせて、PCやディスプレイ、周辺機器などの新製品群を発表しました。昨今の同社の戦略に合わせてか、今年の周辺機器には例年以上に力が入っています。

そうした中でもPCのヘビーユーザーから注目されそうなのが、『ThinkPad TrackPoint Keyboard II』。2013年に発売された『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』(日本名)から7年ぶりの、ついに、ついに発表された次世代モデルです。

ThinkPad TrackPoint Keyboard II

米国での発売予定は2020年5月で、価格は99.99ドルです。日本での展開は未発表ですが、同モデルの資料にある部品番号(PN)には『Japanese』として独立した番号が振られていますので、日本語配列モデル、および日本での発売はほぼ確定と思われます。
ThinkPad TrackPoint Keyboard II

さて、現行モデルと比較した際の特徴は、Bluetoothに加えて独自無線での接続にも対応する点(2.4GHz、ホスト側のUSB Type-A接続アダプタ同梱)、充電用USB端子がType-Cへと変更された点。

さらに明示的切り替えが可能かは不明ながら「Bluetoothと独自無線によるホスト機器2台への接続」と、サポートOSとしてAndroid 9への対応も明らかにされています。Androidへの対応という点に関しては上写真でのDeleteキーに「OS」のマーキングがあることから、一部キー配列の変更などもカバーした、しっかりとした仕様になっていそうです。

加えてBluetoothバージョンも現行モデルの3.0から5.0へと更新。それに伴ってバッテリー駆動時間も延長され、公称では「フル充電で2カ月間」となりました(現行モデルでは30日)。充電速度に関しても「15分の充電で一週間程度の使用に耐える」とアピールされています。

現行モデルからの消費電力の低減度合が非常に大きいことからも、おそらくBluetooth Low Energyへの対応がなされていると推測できます。

さらにWindows 10では、キーボードをペアリング状態にすれば、ポップアップ通知内で設定が完結する『Swift Pair』にも対応。これはハードウェア側の対応が必要なため、キーボードでの対応モデルはまだ少ない機能です。




ThinkPad TrackPoint Keyboard II

また、Fキーの機能などは、同時に発表されたThinkPad X1シリーズの2020年モデルと同じ仕様。F10とF11に通話用機能が割り当てられたタイプです(後述しますが実はここ、現行モデルと比較したときに重要な、そして嬉しいポイントなのです)。


ThinkPad TrackPoint Keyboard II

そして気になるキーの仕様に関しても、資料では『ThinkPadの象徴的(iconic)なタイピング感覚を単体キーボードに移植しました』『キーキャップとキーピッチ(キー間距離)、押下圧、キー支持機構、キー応力からTrackPointに至るまでThinkPadと同じです』と、かなりの自信がうかがえます。

さらに、視覚障害者向けの点字入力操作『6点入力』への対応もアピールします(これはハードウェア的にF、D、S、J、K、Lキーの同時入力が可能である点を意味します)。

一方で、TrackPoint用のクリックスイッチがロープロファイル(薄型)仕様になっている点も最新のThinkPadに合わせられていますが、この仕様になったことで従来モデルに比べて感触が大きく変わっていることから、評価が分かれそうなポイントです。
この仕様のスイッチは、意外と音が鳴っていた同スイッチの静音化も施されていますが、この点に関しては不明。こちらも気になるところです。

もちろん、キー支持機構はシザー式(パンタグラフ)で、キーピッチは19.05mmです。またThinkPadと同じく、(実際の程度は不明ですが)防滴性能を備える点も公開されています。対応OSは、Windows 10と7、そしてAndroid 9です。

本体サイズは306×164×14mm(幅×奥行き×厚さ)、重量は460g。現行モデルでは305.5×164×13.5mm(同)、重量460gのため、サイズはほぼ変わりません。

ThinkPad TrackPoint Keyboard II
▲こちらが現行モデル『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』の日本語版。最上段にあるFキーの隙間に注目ください


さて現行モデルは、2013年のCESで発表され、発売は同年6月。現在でも継続販売されているため、実に7年のロングセラーとなります。「Bluetooth接続で使えて薄型、さらに純正TrackPointを搭載したキーボード」という点ではまさに唯一無二であり、その点で他と比較ができない製品でした。

......でしたがその実、昨今のThinkPadに搭載されたキーボードと比較すると、改善を要望したい点も多々ありました。

最たるものは、Fキーの配列でしょう。これは2013年モデルのThinkPadから"4個ごとに隙間が空いた仕様に戻った"のですが、現行機は2013年発売なのにThinkPadの2012年モデルと同じく、隙間のない仕様でした。厳しい表現をすれば「発売された瞬間から1世代古い仕様」だったのです(先ほど紹介した、Fキーの機能が同時発表されたThinkPadと同じである点が嬉しいというのは、現行機でこうした"悲劇"があったためです)。

さらに上述したクリックボタンの音の大きさやマルチペアリングへの非対応、充電端子がマイクロUSB......といった仕様も、昨今のThinkPadやBluetoothキーボードと比べると、さすがに7年の経過が感じられる仕様でもありました。

しかし本モデルは、少なくとも仕様や外観のレベルまでは、こうした7年間の進化を一気に反映してくれています。これはファンとしても歓迎したいところです(正直なところ、接続切り替え数が2台というのは少ないとは思いますが)。

ThinkPad TrackPoint Keyboard II

どうしても気になる実際のキータッチなどは実機で確認するしかありませんが、こうした仕様の古さを一気に取り戻してくれた点、そして今回はThinkPad側の最新仕様と歩調を合わせてくれた点などを見るだけでも、今回は(さらに)気合いが入っていると感じさせてくれます。

とくに現行モデルのユーザーにとっては、まさに「我々は7年待ったのだ!!」と言いたくなるような、まさに待望の一品と呼べるのではないでしょうか。

 

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