カップルそれぞれの体温を自動調節するスマートベッド「Climate360」

発売中のSleep Number 360もアップデート予定

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年01月6日, 午後 02:30 in CES2020
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Sleep Number

人生のおよそ3分の1を過ごすベッドは、多少お金がかかったとしても相性のいい製品を選びたいもの。しかし高価だからといっても、必ずしも快適な睡眠を約束してくれるとは限らず、その日の天気や体調によっては寝付きが悪くなることもありがちです。

そうした悩みに応えるように、米国に拠点を置く寝具・アクセサリー企業のSleep Numberが適切な温度管理により快適な睡眠を助けるスマートベッド「Cliamate360」を発表しました。同社はすでにスマートベッド「Sleep Number 360」を発売済みです。各種センサーを内蔵し、マットレスを自分好みの硬さに変えられます。さらに、寝ている間の姿勢に合わせて空気圧を細かく調節して体にかかる負担を最小限にできるほか、いびきを検知してマットの片側(枕側)を少し持ち上げるなどの機能を備えており、CES2017でも「BEST OF INNOVATIONS」に選出されています。

さて新製品のClimate360は「微気候」、すなわち住まいとその周辺に形成されたミクロな気候を監視し、それに合わせて人体を適切な温度に保つことで夜間に目覚める頻度を減らすとのことです。マットレスには加熱と冷却の両方(ベッドにダクトを内蔵)が備わっており、睡眠サイクルに応じて体温を自動的に調節し、より深い睡眠が取れるしくみです。

また温度調節ゾーンが2つ設けられているため、カップルはそれぞれの体温に適した温度を指定できます。Sleep Number担当者は米Engadgetに「Climate360の温度バランス特性はベッド自体の材料にあり、高度なテキスタイル表面と相変化材料を特徴としています」と語っています。

さらに睡眠追跡機能もあり、どれだけよく眠れたかのレポートも確認できます。そこには心拍数の変動や概日リズム(いわゆる体内時計)、呼吸なども含まれるとのことです。

Climate360は2021年発売予定とされ当面は販売されませんが、発売中のSleep Number 360がアップデートされ、暑さと寒さの変動を最小限に抑えて睡眠の質を高める「温度バランス層」が追加される予定です。こちらはClimate 360ほど高度な加熱と冷却システムはありませんが、温度をある程度コントロールするのに役立つはずだと述べられています。

日本でもようやく発売されたMi Smart Band 4ほかフィットネスバンドでは睡眠追跡機能がほぼ標準となっており、アップルもApple Watchが未対応とはいえ(おそらくバッテリー持続時間がネック)睡眠トラッキング企業Bedditを買収してBeddit Sleep Monitorを販売中です。忙しく心が安まらない現代人が悩みを抱えがちな「睡眠」が、いずれ巨大な市場に成長を遂げるのかもしれません。

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