ラピュタ風ロボット「Reachy」がCES 2020に出展、オープンソースでカスタマイズ可能

価格はおよそ100万円弱〜

石井徹(TORU ISHII)
石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2020年01月6日, 午後 05:45 in robot
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Reachy
AIやロボットの開発競争がますます盛り上がる昨今。研究機関や大企業はこぞって開発に挑んでいます。フランスのPollen Roboticsはその流れをうけて、オープンソースのロボット開発プラットフォーム「Reachy」の投入により、より小さい開発者を巻き込んだロボット革命を目指しています。

Reachyは、映画『天空の城ラピュタ』のロボット兵を思わせる人型のロボット。CES 2020の前夜祭イベント「Unveiled」に出展されたデモンストレーションでは、大きな木のブロックを使った三目並べのゲームに挑戦していました。


このReachyはモジュール式になっていて、必要なパーツを付け替えることで、レストランでの商品提供やオフィスの受付対応、デモンストレーション、研究開発などあらゆる用途に耐用できるようになっています。制御システムはオープンソースになっており、プログラミング言語Pythonによって独自のアプリケーションを開発できます。制御システムには、組み込み型のAI機能が内包されているため、機械学習の開発経験がない開発者もロボット開発に挑むことができます。

Reachyの腕は人間と同じ7自由度(7DoF)の動作をサポートしており、人型の5本指の手や、多数のクランプが付いたマニピュレーター(操作腕)を取り付けて操作できます。

Pollen Roboticsは将来的にはロボットの頭も高度化する計画を抱いており、人に近いかたちで上下左右前後の可動できるようにして、ディスプレイも付けて映画『Wall-E』に感情を表現するロボットに進化させたいとしています。

Reachy

ロボットのプラットフォームから設計する必要がないという点で、小規模な開発者にも優しいReachyですが、その価格設定はほとんどのアマチュアロボットファンの予算を超えるものです。近日中に出荷が開始される初期モデルは、シングルアームの機能バージョンが9000ドル(約97万円)、最上位のダブルアーム・ヘッド付きバージョンは1万7000ドル(約183万円)となる見込みです。CES 2020の最新ニュースはこちらからご覧ください。

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