空に太陽がある限り水を作れる「Solar GENNY」発表。空気から1日13リッターを生成

蒸し暑い夏はたくさん作れるかも

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年01月9日, 午前 07:50 in Green
0シェア
FacebookTwitter
Watergen

イスラエル発のスタートアップWatergenが、太陽電池式水製造機Solar GENNYをCES 2020に出展しています。Solar GENNYはエネルギー源として太陽電池を使い、温度差を利用して空気中から水を取り出すという、言ってしまえば水濾過器つき除湿機。とはいえ、日光さえあれば電気も何もないところでも水を作り出せるため、未開発地域や被災地域での飲料水確保に威力を発揮します。

Solar GENNYを動作させるには約70cm角のサードパーティ製太陽電池パネル4枚を使用します。1台設置するのに必要なコストは5000~8000ドル(約55万~87万円)にのぼるため、災害救援目的なら、状況によってはそのお金で水と食料を届ける方が良策かもしれません。

一方、未開発で近くに水源のない地域の場合は、Solar GENNYは有効に機能しそうです。空気と太陽さえあれば1日13リッターの飲料水を作り出せるので、恒久的に使うのであれば少なくともペットボトルの飲料水よりは環境にもやさしく、設置コストも回収できるでしょう

なお、Watergenは日本にも代理店があり、太陽電池でなくコンセント電源を使う製品「GENNY」を2020年に発売予定。自宅、学校やオフィスでウォーターサーバーとして使うことを想定しています。こちらは電源を使用するため空気中から1日27リッターの水を作り出す能力があります。また水を生成する際に空気中の汚れを除去するため、空気清浄効果もあるとしています。
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: ces2020, gear, genny, Green, watergen
0シェア
FacebookTwitter