ゲームキューブコントローラーをJoy-Con化した猛者が現わる。「もう二度とやりたくない」

思いついてから稼働までに数か月

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年01月12日, 午後 02:30 in nintendoswitch
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Shank(Twitter)

ゲームキューブ用コントローラーは発売から19年目の今なお人気が高く、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』発売の際にも当時のままの仕様で復刻版の「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ スマブラブラック」が投入されたほどです。

しかし外付けコントローラーのみで、任天堂もサードパーティーもNintendo Switchと一体になり遠隔操作もできるJoy-Conタイプを発売してくれません。そうした状況に業を煮やした在野のいちファンが、実際にゲームキューブコントローラーを改造してJoy-Con化してしまいました。
これまでもゲームハードを改造してポータブル化してきたShank氏は、はじめJoy-Conを分解して内部パーツをゲームキューブコントローラーのケースに押し込んでやり、適切に配線してやれば完成と考えていたと語っています。しかし現実の作業はとてもやっかいで、計画や設計から実際の稼働まで数か月もかかったとのことです。

改造のベースとなったのは、任天堂純正のワイヤレスコントローラー「ウェーブバード」です。操作感を重視するゆえの選択でしたが、内部に電池ボックスのスペースがあるため、作業しやすい思わぬ利点があったとのことです。


コントローラーを真っ二つに割ることは始まりにすぎません。Switch本体と接続するレール部分は3Dプリンタで独自のパーツを作成し、保持できるだけの強度を確保。幸いにもコントローラー中央の縦幅はたまたまSwitch本体の縦幅と同じだったため、完成品にもズレが見られません。

そしてゲームキューブコントローラーには元々ないZLボタンを用意してやり、そのための穴も開けています。さらにアナログスティックの押し込み操作のためにWii Uのものに交換し、3Dプリントのパーツでサイズの違いを調節。新たな部品組み込み配線をハンダ付けしてはテスト、またバラすという試行錯誤に多大な時間を費やしており、最後にはウェーブバードの色をゲームキューブ風のインディゴカラーに塗り直す手間も掛けています。

完成品はHD振動やジャイロセンサー、amiiboを読み込むNFC機能もあり、Switch本体からの充電にも対応。Shank氏がプレイするスマブラSPECIALで素晴らしい操作性を実証していますが、あまりに大変な作業だったため、もう二度と作らないと述べています。

未開拓の地を手探りで進んで前人未踏の領域にたどり着いたShank氏の後だけに、試行錯誤は(多少は)省けるはず。手に技術があり3Dプリンタと強じんな精神を合わせ持つゲームキューブ愛好者なら、挑んでみる価値はありそうです。
 
 
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