iPhone 11シリーズ販売、米国の年末商戦でiPhone全体の69%を占める好調。Proよりも低価格モデルが人気

ストレージも64GBで十分派が多いもよう

Kiyoshi Tane
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2020年01月21日, 午後 04:30 in apple
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2018年モデルよりも売上げ好調とみられていたiPhone 11シリーズですが、2019年のホリデーシーズン第4四半期(10月~12月)には米国でのiPhone販売の69%を占めていたとの調査結果が報じられています。米調査会社CIRPは、同期間にiPhone、iPad、Mac、またはApple Watchを購入した米国の500人のアップル製品をユーザーを対象に調査を実施。その結果に基づいてレポートを発表しています

調査結果によると、最新のiPhoneモデル(iPhone 11シリーズ)はiPhone全機種の売上のうち69%を占めているとのこと。その中では安価なiPhone 11が最も人気があり、全iPhone販売のなかで39%にも上ったとされています。iPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Maxはそれぞれ15%であり、ハイエンドモデル2つを合計してもエントリーモデルのiPhone 11に及んでいません。

それに加えて前年モデルのiPhone XRも人気機種であり、安価なデバイスが消費者に好まれている傾向がうかがわれます。

実際、iPhoneのASP(平均販売価格)を比較すると、2018年12月の約839ドルから、2019年12月には809ドルに低下したことが確認されています。これはiPhone 11の価格が前モデルのiPhone XRから50ドル下がっていた(発売時点の比較)ことから、ある程度は予想された事態でした。

さらにCIRPのデータは、大容量ストレージのオプションに対する需要が前年よりも低いことを示唆しています。iPhone 11 Pro購入者の3分の2は256GBまたは512GBモデルを選んでいる一方で、iPhone 11やそれ以前のモデルは大半が最小容量の64GBオプションとなっており、「エントリーモデルで最安値オプション」と「ハイエンドモデルで大容量ストレージ」の二極化が進んでいるとも推測できそうです。

今年秋にはフラッグシップモデルiPhone 12(仮)シリーズが登場すると見られ、5G対応や背面3Dカメラ搭載、新規設計の金属フレームなどリッチな仕様が予想されています。

その一方でiPhone 8をベースとした安価なiPhone SE2ないしiPhone 9(いずれも仮称)が3月発売も噂されており、アップルも低価格モデル人気は織りこみ済みと思われます。1台ごとのハードウェアによる利益はひとまず置いて、Apple TV+やApple Arcadeなどサービス事業の基礎となるインストールベースを増やす戦略かもしれません。

 

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