Apple Watch、睡眠中の心房細動を知らせるお手柄。本人は「祝福されていた」と感謝の言葉

装着しながら眠れるようバッテリー持続時間を改善してほしいところ

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年01月24日, 午後 12:00 in healthcare
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Apple Watchが着用した本人の健康状態を監視して、命に関わる事態を防いできたお手柄はこれまで数々伝えられてきました。

そして新たに、寝ているときに心房細動が検出され、すぐに医師の診察を受けられた女性の話が報じられています。米ケンタッキー州の地元メディアWHASIIによると、2018年にボーイフレンドからApple Watchのクリスマスプレゼントをもらったローズマリー・スタイルズさんは、もともと外出中に子供達からの連絡をチェックする使い方を想定していたと語っています。

ところが昨年5月、贈り物が彼女に思いもよらない通知を送りました。その日は疲れを感じていて元気がなく、家の周りでちょっとした作業をして、その数分後には椅子に座りこんだとのことです。そして眠りに着くとすぐにApple Watchが振動し、AFib(心房細動)が検出されたので医師の診断を受けるよう促されたと述べています。

診察に当たった現地ノートン病院の医師は、彼女がApple Watchに心房細動を知らされて来院した初めての患者だと語っています。ローズマリーさん本人は、今回のできごとを「私は祝福されたように感じます」「天の上の誰かが私を少しでも長く生かしてくれたと思えるんです。今後の人生での目的が増えましたね」と感謝を表しています。

ちなみに心房細動とは、心臓の脈拍リズムが不規則になる「不整脈」の一種であり、心房(4つに分かれた心臓の部屋のうち、上の方の部屋2つ)に生じた異常な電気的興奮により起こるものです。世界で最も優れた病院と名高いメイヨー病院の説明によると、これを放置すれば「脳卒中、心不全、その他心臓関連の合併症のリスクが高まる」とされています。

ローズマリーさんが寝ているときに警告を受けられたのは、当然ながら「寝ながらApple Watchを装着していた」からです。アップルは睡眠追跡アプリも開発中とみられていますが、現時点ではバッテリー持続時間の限界のために、「寝るときは外して充電」派も多いはず。現在の有機ELディスプレイよりも省電力に優れているmicroLEDの採用も待たれるところです。

またアップルのティム・クックCEOは病気の兆しを早めに検出して対処する予防医療こそが医療費を削減できるとして、Apple Watchの新機能もそちらに注力していくことを示唆していました。将来的には心拍数や心電図のみならず、血糖値の測定機能なども導入され、生活習慣病の防止に活躍するのかもしれません。

 
 

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