QRコード鉄道乗車券、阪神電鉄も実証実験へ。実用化に向けた動きが加速

社内実験は3月からも、導入時期については未定

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2020年01月23日, 午後 09:00 in barcode
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Hanshin QR
阪神電気鉄道が1月23日、QRコードを用いた乗車券の導入を検討していると発表しました。2020年3月から9月まで、同社関係者を対象とした実証実験を行います。

この実験では、紙媒体やスマホにQRコード形式の乗車券を発券し、一部の駅のIC専用改札機に取り付けた2次元バーコードリーダに直接かざして入出場を行ないます。QRコード形式の乗車券と改札機の仕組みについて同社は、乗車券の情報をあらかじめサーバーに登録し、改札機を通過する際に、乗車券情報とサーバーに登録された情報を照合することで乗車券の有効性を判定する、と説明します。

同社広報担当者によると「現在、紙製磁気券による紙詰まりや改札機などのメンテナンス費用が課題となっており、従来とは別の仕組みを検討していた」と言います。紙やスマホなど媒体を問わず利用できるQRコードを使うことで、こうした問題を減らすことが狙いです。

今回の実証実験においては、改札機でQRコードをどれだけ速やかに読み取れるか、どこまで情報密度を高められるかなど、実用性に関する評価を行う予定。一方で、具体的な導入時期については未定としています。

QRコードを使った鉄道の乗車券や改札機は、沖縄モノレール(ゆいレール)など限られた事業者で既に採用されているほか、JRの一部大阪メトロが試験的に設置するなど、実用化に向けた動きが広がっています。


 
 

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