iPhone SE2(仮)、3月に正式発表?から次期iPad用キーボードはシザー式に?まで。最新アップルの噂まとめ

AirPods Proファームウェアの検証結果が本当なのか気になるところ

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年01月26日, 午後 12:15 in active noise cancellation
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Apple
georgeclerk via Getty Images

今年は新型iPhoneが5種類、いや6種類と予測が割れているなか、噂も生産現場に近いサプライチェーン情報とされるものが多くなっており、いよいよ今春に最新モデル到来の予感が強まっています。

iPhone SE2(仮)、3月に正式発表?から次期iPad用キーボードはシザー式に?まで、ここ1週間に届いたアップルの噂をまとめて振り返ります。

AirPods Proのノイキャン性能、最新ファームウェアで大幅低下?オーディオ機器レビューサイトが検証

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周囲の騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセル機能が好評を博しているAirPods Proですが、最新ファームウェアを導入したデバイスがかえって大幅に機能低下したとの検証結果が出ています。

iOSやmacOSでも、アップデートにより不具合が出る事態は珍しくありません。が、AirPods/AirPods Proのファームウェアは告知されずにひそやかにリリースされ、しかも母艦のiPhoneと接続すれば自動的にインストールされてしまうため、防ぐ手立てがないのが悩ましいところです。

問題となっているファームウェア「2C54」は、昨年12月16日(米現地時間)にリリースされたもの。オーディオ機器レビューサイトRTINGSが検証したところ、周波数応答の一貫性や低音の性能が上昇したりと改善している点もあるものの、アイソレーション(遮音)性能が大幅に低下しているとのこと。主に飛行機やバスのエンジン音といった低音域で顕著とされており、電車などの待ち時間には音楽を楽しみにくくなったと思われます。

オーディオ系アップル製品のアップデートと言えば、スマートスピーカーHomePodもただの置物になってしまう不具合が発生していました。そちらは数日とおかず修正版がリリースされていましたが(すでに不具合が出たHomePodはアップル公式サポートに連絡する必要あり)今回の苦情についてアップルは公式に認めていません。ノイキャン以外は支障どころか改善されていそうですが、続報を待ちたいところです。

iPhone 12(仮)、6.7インチモデルは薄くなって背面カメラが大型化?中国サプライチェーン情報

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今年秋に発売とみられる次期フラッグシップモデルiPhone 12(仮)は、おおむね5.4インチ/6.1インチ(背面デュアルレンズ版とトリプルレンズ版の2種類)/6.7インチの4種類になると見られています。

そのうち最も大きな6.7インチモデル、すなわちiPhone 11 Pro Maxの後継機は本体がより薄くなり、背面カメラセンサーが大型化するなどの噂が報じられています。中国サプライチェーン情報として伝えているのは、海外でもアップル情報に定評あるMacお宝鑑定団Blogです。

6.7インチモデルの厚みが7.4mm前後、すなわちiPhone 11 Pro Max(8.1mm)よりも約10%薄くなるとの情報は、些細なようで大きなヒントをもたらします。2019年モデルは前年よりも分厚く重くなっていましたが、それは主にバッテリー容量の大型化によるものでした

アップルがバッテリー持続時間を重視していることから、2020年モデルでも容量を小さくするとは考えにくい。だとすれば、他の技術の導入により薄型軽量化を図るのでは......ということで、サムスンのタッチ機能統合ディスプレイ(Y-OCTA)が採用されるという噂との関連が推測されるわけです。

ほか新型iPhoneの見かけは2019年モデルとほとんど変わらず、全モデルがわずかに縦長になるとされています。アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は「iPhone 4を思わせる新規設計」デザインとして金属製フレームの刷新を予測し、著名リーカーのBen Geskin氏はノッチなしの予想レンダリング画像を公開していましたが、そろそろ昨年のようにサードパーティ製ケースの金型写真などが流出するのかもしれません。

次期iPad用のSmart Keyboard、シザー構造やバックライトを採用のうわさ

Keyboard
今やエントリーモデルiPadでも使用可能となったSmart Keyboardですが、背面もカバー可能となったものの、基本的な打鍵メカニズムそのものには変更がありません。iPadOSのリリース以来ますますテキスト入力の比重が増しているなか、16インチMacBook Proに採用されたシザー式に変更されるかもしれない噂が報じられています。

台湾DigiTimesによると、「アップルの次世代iPadシリーズは、シザー式キーボードを搭載すると報告されている」とのこと。さらには2020年後半に新型iPadが「光る」シザー式キーボードとともに発売される可能性があるとも伝えられています。

新型シザー式キーボードは、2015年の12インチMacBookから採用されたバタフライ式キーボードに取って代わった方式です。薄さや軽快な打鍵感のかたわら細かなチリの侵入によりキーの反応が悪くなるといった弱点に泣かされたバタフライ式に対して、シザー式はキーが簡単に取り外せるためすぐに掃除できることも分解により明らかとなっています

現時点でこそ16インチMBPに採用が限られているシザー式ですが、2020年内に登場するMacBook Airや13インチMacBook Pro(の後継機)にも採用が広がると予測されています。そうした全般的な方向性の変更を考えれば、iPad用のSmart Keyboardも一律にシザー式にそろえるのはある程度は説得力がありそうです。

iPhone SE2(仮)、2月に量産開始で3月に正式発表か(Bloomberg報道)

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小型かつ安価ということでiPhone SE2(仮)との仮称が付けられながらも、iPhone 8ベースとの予測から、iPhone 9(仮)かもしれないと説が揺れている新型モデル。いずれにしろ今年春発売とみられていましたが、大手メディアBloombergが「新しい低価格のiPhone」の量産が来月、正式発表は「早ければ3月」との噂を報じています。

Bloombergが話を聞いた「アップルのロードマップに詳しい」人物いわく、新デバイスの組み立てはFoxconn、Pegatron、Wistronら台湾の大手サプライヤー3社が分担するとのことです。先日も「5G対応iPadがアップルの新製品ロードマップに含まれると確認された」との噂もありましたが、アップルがサプライチェーンにロードマップ(開発から量産にいたるまでを時系列で表したもの)を伝えるのはあり得る話と思われます。

Bloombergの予想はiPhone SE以降はじめての「低価格」モデルになることを含めて、これまでの定説をほぼ踏襲しているかたちです。何度も掲載したものですが、予想された仕様を再確認しておくと次の通りです。
  • iPhone 8ベースの4.7インチ画面
  • A13 Bionicプロセッサー(iPhone 11と同じ)
  • 3GB RAM
  • ストレージは64GBおよび128GBオプションあり
  • カラーはスペースグレー、シルバー、レッドの3色
  • ホームボタンあり(米トランプ大統領推奨
  • 3D Touch(画面押し込み)なし
さらにFace IDを搭載して画面サイズが5.4インチになった廉価モデルも噂されています(本体サイズは維持しつつホームボタンをなくして画面を広げる?)が、大ヒットしたiPhone 6/6 Plusユーザーの買い換え用にiPhone SE2/SE2 Plusとして投入するのかもしれません。

iPhone 12 Pro(仮)、ミッドナイトグリーンを早くも廃止? 代わりはネイビーブルーとの噂

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iPhone 11 Proシリーズには新色ミッドナイトグリーンが加わりましたが、次期iPhone 12 Pro(仮)では早くも廃止されてネイビーブルーに置き換えられるとの噂が報じられています。

今回の噂話は、YouTubeチャンネルのEverythingAppleProが、XDA-DevelopersのMax Weinbach氏の情報を元にして作成して作った「ネイビーブルーモデルの予想動画」が発信源となっています。そしてWeinbach氏は「iPhone 11にはイエローがなくなって新色グリーンが追加」と予想したところ、グリーンは発売されたがイエローは存続していた......ということで当たり外れは半々という人物です。

ティム・クックCEOの元で環境に優しいiPhoneを強調しているアップルにとって、製造工程で汚染物質が発生しやすい「緑」は厳しい選択肢です。それを高い技術力によりクリアした日本のセイコーアドバンスに賞賛が贈られていましたが、一方では「製造上の問題」のために品薄になっているとの噂もありました。

思えばiPhone 7/7 Plusのジェットブラックも一番人気といわれながら、生産の歩留まりに難があると噂され、実際に翌年モデルでは廃止されて一代限りとなっています。どれだけ人気であれ何らかのネックがあれば削除する合理性、あるいは技術的に困難でもあえて挑戦するチャレンジ精神--これらiPhoneの新色には、アップルの二面性が象徴されているのかもしれません。

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