4万円台のAndroid TV搭載プロジェクター「XGIMI Mogo」レビュー

バッテリー駆動で4時間利用可能

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年01月30日, 午前 11:50 in gadgetry
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XGIMI MoGo
中国のプロジェクターメーカーXGIMIが、2019年にクラウドファンディングを実施したAndroid TV搭載のモバイルプロジェクター「XGIMI MoGo」と「MoGo Pro」。日本国内では「+Style」から2月6日に発売予定となっています。価格はMoGo Proが7万4800円(税込)、MoGoが4万4800円(税込)。


MoGoとMoGo Proの違いは、映像出力の性能。MoGoが540p 210ANSIルーメンでMoGo Proが1080p対応の300ANSIルーメン。解像度と輝度以外の基本仕様に違いはありません。そんなXGIMI MoGo、今回、無印のMoGoをお借りしたので、早速試してみました。

Android TV搭載のモバイルプロジェクターは、AnkerやBenQなど複数のメーカーからリリースされており、さして目新しいものではありませんが、Mogoの特徴はコンパクトながら、横方向の台形補正にも対応している点。そして、Harman/Kardonのデュアルスピーカーを搭載し、単体でも十分に迫力のある音を聞ける点です。

XGIMI MoGo
XGIMIのサイトより

外部入力はHDMIとUSBに対応。出力は540p(Proは1080p)ですが、入力自体は4Kにも対応しており、ゲーム機などと繋げてその映像を出力できます。また、Chromecastでスマートフォンからの投影にも対応。

電源は専用のACアダプタを使いますが、10400mAhのバッテリーを内蔵しており、単独で最大4時間の投影を行えます。

XGIMI MoGo
▲背面。上から電源ボタン、3.5mmジャック、HDMI、USB、電源ポート

サイズは146 x 105.5 x 94.5 mmで重さ0.9kg。縦方向は、iPhone 11 Proとほぼ同じサイズです。

XGIMI MoGo

輝度も210ANSIルーメンで、100インチを超える大画面で投影が可能。モバイルプロジェクターとしては明るい部類ですが、さすがに最大で2000ルーメンを超えるようなホームプロジェクターと比較すると昼間でも見やすいとは言い難いです。

それでも30インチ程度(投影距離約1m)であれば、明るい日中でもなんとか見られます。もちろん、もっと距離を近づけたり、部屋を暗くすれば、より鮮明な投影が可能です。

XGIMI MoGo
▲約1.8mの距離から投影(おおよそ65インチほど)。夜間なら鮮明に見えます

なお、オートフォーカスを搭載しており、焦点は自動で合うようになっています。周囲が明るく投影距離が長いとオートフォーカスが合いづらくなりますが、付属のリモコンを利用し、手動での調整も可能です。

XGIMI MoGo

このリモコンにはGoogleアシスタントボタンもあり、天気予報の確認などスマートスピーカー的な使いかたもできます。

XGIMI MoGo

台形補正は、上下左右とも40度の範囲で調整でき、上下については自動補正も行えます。左右の補正は手動となりますが、4隅を指定して、細かい調整が可能です。

スクリーンの真正面に設置する必要がないので、ホテルなどの狭い部屋でも、比較的使いやすいのではと思います。壁に大きく投影するのに正面に置く必要があると、自分の居場所がなくなってしまうので......。

XGIMI MoGo

底面には三脚穴があり、三脚を利用した設置が可能。というより、設置の自由度を考えるなら、三脚の利用がマストではないでしょうか。机上に置く場合にも小型の三脚があると、上下方向の調整を行いやすいです。

天吊りにも対応するほか、モバイルプロジェクターとしては珍しくスクリーンの背面投影にも対応しています。ただ、明るさの面では実用性があるかは微妙なところ。

XGIMI MoGo
▲重さがあるので、ある程度しっかりした三脚のほうが安心です

大きな特徴であるHarman/Kardonのスピーカーは3W出力を2基搭載。Bluetooth接続の外部スピーカーとしても利用できます。モバイルプロジェクターにありがちな、おまけ程度の軽い音ではなく、ちゃんと聴けるしっかりした音を出してくますが、さすがに低音はやや迫力不足です。この辺りはサイズなりに仕方がないところでしょう。代わりに人の声などは聞き取りやすく、ボーカル曲や映画視聴に向いたセッティングをしているのかもしれません。

OSはAndroid TVだけに、Google Playから豊富なコンテンツをダウンロードし利用できます。HuluやTVerなどの動画系コンテンツだけでなく、ワイヤレスコントローラーを利用すればゲームもプレイ可能です。

XGIMI MoGo

ただ、Netflixはインストールされているものの、最適化されていないとのことで、利用できませんでした。Chromecastでのキャストやミラーリングでの再生も行えないので、実質、MoGoでNetflixは視聴できません。なお、Amazonプライムビデオについては、スマートフォンからのキャストで視聴可能です。

この手の機器で気になるファンの音は、ファンの真後ろに耳を近づけなければ、まったくといってほど気にはなりませんでした。

約0.9Kgと重さがあり、サイズも大き目でかさばるので、気軽にカバンに入れて持ち運ぶという感じではありません。しかし、バッテリー搭載でワイヤレスな利用もできるので、家の中であちこちに持ち歩いたり、車で持ち運んで、キャンプ場などアウトドアで利用するのも良さそうです。

XGIMI MoGo
▲広い壁がなくても天井に投影可能。やはり重いので、しっかりした三脚が必要です
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